カウリスのIPO評価と初値予想です。
カウリスの上場日は3/28(木)で、IPOの申し込みは3/12(火)からスタートします。
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カウリスの概要
カウリスは、法人向けにクラウド型不正アクセス検知サービス「Fraud Alert(フロードアラート)」をSaaS型で提供しています。
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会社名 | カウリス |
代表者 | 島津 敦好(45歳) |
所在地 | 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4F FINOLAB内 |
設立 | 2015年 |
従業員数 | 43人 |
IPO調達資金使途 | 人件費・採用費、セキュリティー投資(システム利用料・業務委託料)、借入金の返済 |
「Fraud Alert」は、顧客企業のユーザーがウェブサイトやスマホアプリで口座開設(アカウント開設)や残高照会・送金などの取引を実施する際、不正利用の可能性をモニタリングするものです。
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具体的には、端末から取得される情報をFraud Alertのアルゴリズムで算出し、なりすましではないか、自社・他社において不正利用履歴がないか、などを算定し、法人顧客にリアルタイムでアラートを上げるサービスです。
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カウリスは、マネー・ローンダリング対策・サイバーセキュリティ対策等として、銀行、証券会社等の資金移動業、並びに膨大な個人ユーザーを有する通信キャリア、ガス等のインフラ事業者、その他のサービス事業者に対して、サービスを提供しています。
カウリスの業績推移
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カウリスのIPO評価
カウリスの公開規模は想定価格ベースで約26.3億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は3社で35.52万株(約5.48%)を保有しています。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、VC3社とソニーが保有する残株計34.3万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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3/28(木)は情報戦略テクノロジーIPOと同日の上場となります。
この時期はIPOラッシュの後半戦で買い疲れも出てくる頃ですが、当日から実質的に新年度相場に入るため、拘束されていた優待取りの資金が解放されるタイミングでもあります。
前受金不要でIPO抽選に参加できます
カウリスの主な販売先は三井住友銀行と楽天証券であり、「Fraud Alert」は日本を代表する大手通信事業者・ECサイト・ポイント交換事業者のほか、先日はSBI FXトレードへの導入が決定するなど、現在金融機関を中心に40社以上の企業に導入されています。
また、名立たる大企業(ソニー・電通・関電・セブン銀)が株主に名を連ねているのも心強いところであり、今後も多くの実績を武器にさらなる成長が期待できそうです。
カウリスの公開規模は小さくありませんが、業績好調なSaaS株でロックアップ解除玉も限定的なため、現時点での個人的評価は「B」としておきます。
カウリスIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | SBI証券 大和証券 |
幹事証券 | 楽天証券 マネックス証券 SMBC日興証券 岡三証券 松井証券 SBIネオトレード証券(委託取り扱い決定!) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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カウリスのIPO初値予想
現時点での初値予想は2,880円としておきます。
※想定価格= 1,440円:仮条件決定前
3/8(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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