イタミアートのIPO評価と初値予想です。
イタミアートの上場日は4/8(月)で、IPOの申し込みは3/21(木)からスタートします。
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イタミアートの概要
イタミアートは、BtoB向けECサイト「キングシリーズ」等で、のぼり旗、幕、看板といった、オリジナル大型セールスプロモーション商材(販促物全般)の製造・販売を行っています。
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会社名 | イタミアート |
代表者 | 伊丹 一晃(54歳) |
所在地 | 岡山県岡山市南区新保660-15 |
設立 | 1999年 |
従業員数 | 100人 |
IPO調達資金使途 | 七日市工場の生産設備の増強・整備 |
イタミアートは、飲食業、小売業、広告代理店向けにECサイト「キングシリーズ」でなどで商材ごとに分けられた18サイトを運営しており、大口の顧客には専任の営業担当をつけて対応する卸販売事業も行っています。
イタミアートは、商品企画、サイト構築、集客、販売、制作、出荷の全工程を中間業者を介さずに自社で行っており、複雑で多様な製造管理も自社開発システムで制御する事により、高い生産性と効率を実現しています。
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同社はマーケティングにも力を入れており、SEO対策、WEB広告、メールマガジン、SNS運用、ダイレクトメール送付など様々な施策を行い、新規顧客と既存顧客の両方を継続的かつ効率的に獲得しています。
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また、イタミアートは独自の製造管理システムを開発して効率的に運用し、手作業工程の自社開発ロボット化や自動化を推進してオペレーションコストを低減しながら、多品種・小ロットの大量件数生産を可能にしています。
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2023年1月期の商品別売上高構成比は、のぼり54.6%、幕23.1%、うちわ3.6%、冊子4.4%、その他14.4%となっています。
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⇒ イタミアートの事業内容(HP)
イタミアートの業績推移
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イタミアートのIPO評価
イタミアートの公開規模は想定価格ベースで10.4億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は2社で12万株(約11.0%)を保有しています。
既存株主には上場後180日(VCは90日)のロックアップが掛かっており、VC2社が保有する12万株に関しては、公開価格の1.5倍以上で初値形成後にロックアップが解除されます。
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イタミアートは屋外販促物に特化した事業で商品企画から制作・出荷までの全工程を自社で行うことにより、柔軟性や利便性の高いサービスや、安定した品質・短納期・低価格を実現しています。
事業的にはニッチでやや地味な印象も受けますが、販促物は安定的に需要が生じる商材でもあり、同社の一貫体制サービスやITの活用によるローコストオペレーションで、業界内での優位性は高そうです。
業績的には2021年1月期にコロナの影響で落ち込みましたが、その後は順調に回復して増収増益を継続しています。
主幹事が準大手で地方色があるのは気になりますが、イタミアートは公開規模も大きくなく、VCの保有も限定的でVCのロックアップ解除も初値形成後であるため、需給面の優位性が高そうです。
IPOラッシュ後の単独上場(現時点)で日程的にも恵まれそうなため、現時点での個人的評価は「B」とします。
イタミアートIPO取り扱い証券
主幹事証券 | 東海東京証券 |
幹事証券 | 楽天証券 東洋証券 マネックス証券 あかつき証券 DMM株(委託?) |
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イタミアートのIPO初値予想
現時点での初値予想は3,000円としておきます。
※想定価格= 1,590円:仮条件決定前
3/18(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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