レジルのIPO評価と初値予想です。
レジルの上場日は4/24(水)で、IPOの申し込みは4/9(火)からスタートします。
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レジルの概要
レジルは、マンション一括受電サービスや再生エネルギーを中心とした電力小売りサービスを展開するほか、エネルギーDX支援サービスを提供してます。
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会社名 | レジル(REZIL) |
代表者 | 丹治 保積(52歳) |
所在地 | 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館 14階 |
設立 | 1994年 |
従業員数 | 174人(連結209人) |
IPO調達資金使途 | マンション防災サービスの設備投資 |
レジルは1994年の創業で、2004年から中央電力株式会社としてマンション一括受電サービスを展開し、同社の中核事業としています。
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マンション一括受電サービス(分散型エネルギー事業)では、マンション内の受変電設備を入れ替え、高圧電力を一括受電して家庭向けの低圧電力に変換し、全国約2,200棟、導入総戸数17.8万件マンション各世帯に供給しています。
また、レジルははこれらの顧客向けにマンション内の各種電気設備の改修工事やガスの小売り・取り次ぎ販売、他社サービス(掃除代行、インターネット回線など)の紹介なども手掛けています。
サービス利用にあたって顧客の初期投資は不要で、電気料金としてサービス料金を回収するモデルを構築しており、リカーリング型収益中心の安定した収益構造となっています。
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また、グリーンエネルギー事業では主に中小企業を対象に電力小売りサービスを全国で約7,500件の法人・自治体に供給するほか、エネルギーDX事業では、エネルギー事業者向けのエンドユーザー40万人超に向けて業務受託サービスを提供しています。
⇒ レジル(REZIL)の事業領域(HP)
レジルの業績推移
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今期の業績予想(12カ月換算比較)
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レジルのIPO評価
レジルの公開規模は想定価格ベースで約64.0億円となり、一部は欧州及びアジアを中心とする海外市場(ただし米国およびカナダを除く)に販売されます。
上場時に筆頭株主のTeam energy GI株式会社が保有株の約20%、創業者の中村誠司氏が保有の約58.8%、VC3社が保有の約50%を売却します。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており(VCは90日)、VC2社の残46.35万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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以前住んでいたマンションで役員を務めていた時に高圧一括受電の導入が議題に上がったことがあり、その際は最終的に導入を見送りましたが、仕組的には当時それなりに魅力のある内容だったという印象があります。
レジルは決算月の変更で前期の大幅な増収増益時の業績は15カ月分の数値であり、12カ換算での今期の業績変化は約8.3%の減収ながらも約47.7%の増益の見込みで、ロシアのウクライナ侵攻で減益となる前の数値を回復してきます。
レジルの公開規模は大きめで売出しメインのIPOですが、収益規模は大きく足元の業績も堅調であり、想定価格で計算した今期予想PERは約10.9倍となってます。
まずは仮条件を確認したいところですが、レジルIPOは幹事団もしっかりで海外への販売もあることから、現時点では落ち着いた展開になるとみています。
現時点での個人的評価は「D+」としておきます。
レジル(REZIL)IPOの取り扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | 野村證券 三菱UFJMS証券 SMBC日興証券 みずほ証券 SBI証券 楽天証券 岡三証券 極東証券 auカブコム証券(委託取り扱い決定!) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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レジルIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,200円とします。
※想定価格= 1,080円:仮条件決定前
4/8(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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