コージンバイオのIPO評価と初値予想です。
コージンバイオの上場日は4/25(木)~5/2(木)の何れかの日で、IPOの申し込みは最短で4/9(火)からスタートします。
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コージンバイオの概要
コージンバイオは、微生物や生物組織(細胞)が成長しやすいよう人工的に作られた環境を提供する「培地」を開発・製造する培地メーカーです。
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会社名 | コージンバイオ |
代表者 | 中村 孝人(74歳) |
所在地 | 埼玉県坂戸市千代田5丁目1番地3 |
設立 | 1981年 |
従業員数 | 133人(連結157人) |
IPO調達資金使途 | 倉庫と休憩更衣室施設の建て替え、システム投資、粉末培地製造のための設備投資 |
コージンバイオは1981年の創業で、製造委託先の味の素コージンバイオは持ち分法適用関連会社となってます。
組織培養事業では、再生医療や免疫療法の研究用途で使用される無血清培地をはじめとする組織培養用培地を開発、製造・販売しており、コージンバイオは免疫細胞用の培地開発を得意としています。
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微生物事業では、感染症や食品汚染の原因となる微生物を特定するための細菌検査用培地や体外診断用医薬品を開発・製造・販売しています。
新型コロナウイルス抗原とインフルエンザウイルス抗原の同時検査キットは薬局でも販売されています。
細胞加工事業では、主に免疫療法、幹細胞治療を行う医療機関からの依頼に基づき、特定細胞加工物の製造を行うほか、再生医療などの法規対応をサポートしています。
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事業セグメント別成長イメージ
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⇒ コージンバイオの事業案内(HP)
Will Smartの業績推移
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コージンバイオのIPO評価
コージンバイオの公開規模は想定価格ベースで約18.0億円となり、VCは2社で20万株(総株数の約4.8%)を保有しています。
既存株主には上場後90日のロックアップが掛かっており、VC2社の20万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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コージンバイオは創薬系のバイオベンチャーではなく、培地や体外診断薬による創薬支援の化学メーカーです。
コージンバイオの業績は、抗原検査キットによるコロナ特需の反動で2024年3月期は大幅な減益となる見込みですが、2025年3月期は再び増収増益を見込んでいます。
事業的には専門性が高くわかりにくい分野で地味な印象も受けますが、コージンバイオはリスクの高い赤字バイオではなく黒字基調の培地メーカーであり、今期予想PERも15倍弱と割高感はありません。
仮条件を確認したいところですが、売り出しゼロの公募のみでVCの保有も限定的なため、現時点での個人的評価は「C」としておきます。
コージンバイオIPOの基礎情報
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 むさし証券 SBI証券 DMM株(委託?) |
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コージンバイオのIPO初値予想
現時点での初値予想は2,250円とします。
※想定価格= 1,840円:仮条件決定前
4/5(金)~4/11(木)に決定する仮条件後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
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