アストロスケールホールディングスがIPO(新規上場)が承認されました。
アストロスケールホールディングスの上場日は6/5(水)で、上場市場は東証グロースになります。
主幹事は三菱UFJMS証券とみずほ証券が共同で務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は5/20(月)~5/24(金)となってます。
アストロスケールホールディングスの業績推移
※クリックで拡大します
アストロスケールホールディングスIPOの基礎情報
証券コード | 186A |
社名 | 株式会社アストロスケールホールディングス |
業種 | サービス業 |
事業内容 | スペースデブリ除去や人工衛星寿命延長、点検・観測等の軌道上サービス事業 |
上場日 | 6/5(水) |
上場市場 | 東証グロース |
公募株数 | 国内 海外 ⇒ 9,683,000株(5/27変更) |
売出株数 | 2,760,000株 |
OA | 3,124,900株 |
想定価格 | 720円 |
仮条件 | 5/20(月) |
最低必要金額 | 7.2万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | (5/20変更) |
時価総額 | |
BB期間 | 5/20(月)~5/24(金) |
公募価格決定日 | 5/27(月) |
主幹事証券 | 三菱UFJMS証券 モルガン・スタンレーMUFG証券 みずほ証券 |
幹事証券 | SBI証券 野村證券 SMBC日興証券 楽天証券 東海東京証券 岡三証券 水戸証券 松井証券 マネックス証券 岩井コスモ証券 あかつき証券 東洋証券 アイザワ証券 auカブコム証券(委託取り扱い決定!) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
auカブコム証券や岡三オンラインの裏幹事(委託取り扱い)も期待できそうです。 ⇒ 決定しました!
前受金不要の岡三オンライン!IPO取り扱い急増!
アストロスケールホールディングスは、スペースデブリ(宇宙ゴミ)除去や人工衛星の寿命延長、点検・観測等の軌道上サービスを提供しています。
※クリックで拡大します
アストロスケールホールディングスは、宇宙機の安全航行の確保を目指し、次世代へ持続可能な軌道を継承するため、全軌道における軌道上サービスに専業で取り組む世界初の民間企業です。
アストロスケールホールディングスの公開規模は想定価格ベースで約192.4億円で、約50億円分 ⇒ 約202.0億円で約59.6億円分 ⇒ 約69.7億円分が海外に販売される予定です。また、ヒューリックやVC等の4社に合計で45億円に相当する株式 ⇒ 5,999,900株(想定価格ベースでは43.2億円)を親引けで割り当てる予定です。(5/20変更)
※クリックで拡大します
筆頭株主は代表取締役の岡田光信氏で約26.78%を保有しており、第2位は株式会社INCJで約16.53%、第3位はジャフコのVCで約4.27%、第4位はグーニーズで約3.14%、第5位はVCで約2.86%、第6位は三菱電機で約2.57%となっています。
また、三菱UFJ銀行(約1.16%)、清水建設(約1.06%)、三菱商事(約1.03%)、ANA(約0.87%)、みずほ銀行(約0.78%)、東京海上日動火災保険(約0.77%)、三菱地所(約0.69%)、OSG(約0.58%)、ヒューリック(約0.48%)、日本政策投資銀行(約0.39%)などが名を連ねています。
VCは20社以上で計2,500万株以上(総株数の25%程度)を保有しており、上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっているようです。(まだ詳しく見てません)
↓IPO取り扱最多級のSMBC日興証券↓
アストロスケールは以前から上場が噂されていた企業で、日本ではアイスペース(9348.T)、QPS研究所(5595)に続く宇宙関連のIPOになります。
アストロスケールは先日、大型デブリ除去等の技術実証を目指すJAXAの商業デブリ除去実証のフェーズIIの契約相手方として選定されており、同社が開発したスペースデブリ除去の実証衛星「ADRAS-J」が撮影した宇宙ゴミの画像も公開されていました。
アストロスケールホールディングスの公開規模は想定価格ベースで約200億円と大きいものの、海外への販売と親引け分を考慮した国内分の規模は半分程度になり、上場時に余計な売り圧力はありません。
アストロスケールは2018年の設立で業績的には毎期売上以上に大きな赤字を計上していますが、期待度の高い宇宙関連ということで、パッと見ではそれなりに期待できそうな印象です。
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
コメントフォーム