2022年は91社のIPOが実施されました(2021年は125社:2020年は96社)
2023年も年間で100社程度のIPOが期待されているようですが、当然ながら、市況次第で変わってくると思われます。
また、今年はIPOの承認から上場までの日程短縮や、ブックビルディングにおけるプライシング方法の見直しなどのルール変更が予想されるため、その辺りも非常に気になりますね。
まあ、それ以前にIPOラッシュの緩和(上場月・上場日の分散)について真剣に考えて欲しいです…。
2023年にIPO(新規上場)が期待される企業
まずは、昨年含め近年で急遽IPOを中止した企業の再申請が考えられます。(カッコ内は当初の上場予定年月)
古いところでは上場自体が立ち消えになった企業もありそうですが、これらの企業群から出てくる可能性は高そうです。
・AnyMind Group (2022年12月)
・ウェルネス・コミュニケーションズ(2022年6月)
・インフォメティス(2022年4月)
・住信SBIネット銀行(2022年3月)
・レパトアジェネシス(2022年3月)
・シノケンリート投資法人(2022年3月)
・ノーザ(2022年2月)
・ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(2022年2月)
・ZEALS(ジールス) (2021年12月)
・リヴァンプ(2021年6月)
・ディマージシェア(2021年4月)
・キオクシアHD (2020年10月)
・ヤマイチエステート(2020年4月)
・スマート・ソリューション・テクノロジー(2020年4月)
・レオス・キャピタルワークス (2018年12月)
・パデコ (2018年6月)
・世紀 (2018年2月)
・エスキュービズム (2017年3月)
・ZMP (2016年12月)
・リッチメディア (2015年8月)
また、上場を公言する楽天銀行や楽天証券のほか、新聞やネットニュースなどでも噂になる東京メトロやダイナブック、スパイバーなど有名企業のIPOも期待されます。
ちなみに、成城石井は昨年末に東証への上場申請を取り下げており、今年再び上場を目指すのかは不明です。
上記以外にも「IPO予備軍」は山ほどあるので、今年も多くのIPOを期待したいと思います。
IPO予備軍
ispace(アイスペース)、青木フルーツホールディングス、アストロスケール、アソビモ、アドイノベーション、ABEJA(アベジャ)、イサハヤ電子、インアゴーラ、VAZ、WILLER、Uhuru(ウフル)、APB、A-Saas(エーサース)、エリーパワー、オーマイグラス、大阪市営地下鉄、オリオンビール、カカオピッコマ、カバー、カンタツ、CAMPFIRE(キャンプファイヤー)、KOKUSAI ELECTRORIC、三通、GVE、C Channel、ジョルテ、Synspective(シンスペクティブ)、ストライプインターナショナル、スマートニュース、スマートHR、西友、ゼロ・サム、ソラコム、大創産業、TBM、デリー、トライフォート、日本貨物鉄道(JR貨物)、日本システムバンク、NewsTV、ハウステンボス、VASILY(バシリー)、bitFlyer(ビットフライヤー)、プリファードネットワークス、fril(フリル)、PayPay、ベルフェイス、マイナビ、ミカタス、ミスターフュージョン、モジュラス、USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)、Ubie(ユビー)、WAmazing(ワメイジング)
IPOは「量」より「質」、そして上場のタイミングも重要なので、今年こそは東証の日程調整力に期待したいですね。
また、ベンチャー企業でファンディーノ(FUNDINNO)やユニコーン(Unicorn)等で資金調達した企業からも、そろそろ「IPOの噂」が聞こえてくるかもしれません。
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