インターメスティックのIPO評価と初値予想です。
インターメスティックの上場日は10/18(金)で、IPOの申し込みは9/30(月)からスタートします。
⇒ インターメスティックIPOの上場承認!基礎情報と初値予想!
インターメスティックの概要
インターメスティックは低価格のメガネブランド「Zoff」を展開しており、企画、製造、マーケティング、販売を一気通貫して行うSPA(製造小売業)型のビジネスモデルとなってます。
ビジネスモデル
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会社名 | インターメスティック |
代表者 | 上野 博史(50歳) |
所在地 | 東京都港区北青山3-6-1 オーク表参道6階 |
設立 | 1993年 |
従業員数 | 152人(連結1,838) |
IPO調達資金使途 | 長期借入金の返済資金、広告宣伝費、新規出店や既存店改装・増床のための設備資金、人材採用費 |
インターメスティックは1993年の設立で2001年にZoff1号店を出店。2024年7月現在で国内に303店舗、海外に19店舗を展開しています。
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「Zoff」はメガネ一式で1万円~2万円のロープライス設定で市場シェアを拡大させており、2022年時点の国内アイウェア市場における販売本数のシェアは約14.7%となっています。
ポジショニングと市場シェア
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「Zoff 」の商品ラインナップ
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⇒ インターメスティックの事業内容(HP)
インターメスティックの業績推移
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インターメスティックののPO評価
インターメスティックの公開規模は想定価格ベースで約182.5億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)。
個人的には覚えてないのですが、インターメスティックは2007年に大証ヘラクレス(現東証グロース)の上場を中止していたようで、今回は17年越しでの再申請となります。
眼鏡関連のIPOといえば昨秋に上場したJEH(5889)が記憶に新しいところであり、JEHは公開価格割れのスタート(東証S上場:公開規模103億円)でしたが、今夏には一時公開価格の3倍まで上昇しており、現値でも公開価格の倍以上の株価となっています。
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ただ、同じ眼鏡でも高級路線のJEHとは事業モデルが異なるため、比較対象は同じ格安眼鏡SPAのジンズホールディングス(3046)になりそうです。
現在の「Zoff」の事業規模はジンズの半分程度ですが、ヌードバーのCMで知名度も上昇している中、同社の今期予想PER(約12.5倍)はジンズ(約34倍)に比べて大分割安な水準です。
インターメスティックは東証プライムの上場で機関投資家の参戦も期待できそうであり、今期も増収増益の見込みで上場時に余計な売り圧力もないことから、現時点での個人的評価は「C-」としておきます。
インターメスティックIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 野村證券 |
幹事証券 | みずほ証券 あかつき証券 岩井コスモ証券 岡三証券 東洋証券 松井証券 マネックス証券 丸三証券 水戸証券 楽天証券 SBI証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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インターメスティックのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,620円としておきます。
※想定価格= 1,480円:仮条件決定前
9/30(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 インターメスティック
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