Sapeet(サピート)のIPO評価と初値予想です。
Sapeet(サピート)の上場日は10/29(火)で、IPOの申し込みは10/11(金)からスタートします。
⇒ Sapeet(サピート)IPOの上場承認!基礎情報と初値予想!
Sapeet(サピート)の概要
Sapeet(サピート)はAIや3Dアルゴリズムに強みを持つ東京大学発のAIベンチャーであり、専門的ナレッジをAIで再現するアルゴリズムである「Expert AI」をベースに、AIプロダクト開発やAIソリューションを提供しています。
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会社名 | Sapeet |
代表者 | 築山 英治(33歳) |
所在地 | 東京都港区芝5-13-18いちご三田ビル8階 |
設立 | 2016年 |
従業員数 | 10人 |
IPO調達資金使途 | 設備投資、借入金返済 |
Sapeet(サピート)は、現代表取締役社長の築山英治氏が東大大学院在学中の2016年に設立され、2018年に同じ東大初のAIベンチャーとして上場したPKSHA Technology(3993)にグループインしています。※Sapeet上場後はPKSHA Technologyの持ち分法適用関連会社に移行
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AIソリューションでは顧客価値の最大化のため企画段階からサポートし、AIソリューションの導入だけでなく、その前段階の業務の整理やフローの改善、導入後の保守運用等も行い、顧客価値や費用対効果の最大化を目指しています。
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AIプロダクトでは、自社の保有する技術やアルゴリズムを用いてプロダクトを開発し、「カルティ」ブランドで主にSaaSによりサービス提供しています。
プロダクトラインナップ
AI姿勢分析「シセイカルテ」
電子カルテ「マルチカルテ」
主な販売先は、現親会社のPKSHA Technology、アパレルのデイトナ・インターナショナル、機能性寝具のネムールとなっています。
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⇒ Sapeet(サピート)のサービス(HP)
Sapeet(サピート)の業績推移
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各指標の推移
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Sapeet(サピート)のIPO評価
Sapeet(サピート)の公開規模は想定価格ベースで約5.4億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は1社で3.08万株(約2.05%)を保有しています。
筆頭株主はPKSHA Technology(3993)で約49.49%を保有しており(上場時に保有の約30%を売却)、VC含む上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっています(制度ロックアップ含)。
今月はオルツ、Hmcomm、Sapeet(サピート)とAIベンチャーの上場が続きますが、公開規模はSapeet(サピート)が最も小粒です。
業績的にはまだ赤字で事業規模も小さいですが、売上は右肩上がりで赤字も大幅に縮小する見込みであり、今期の業績は非開示ながらも黒字化を期待させる進捗です。
Sapeet(サピート)は小型のIPOで上場時に余計な売り圧力もないことから、現時点での個人的評価は「B」としておきます。
Sapeet(サピート)IPOの取り扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 三菱UFJMS証券 岩井コスモ証券 SBI証券 岡三証券 楽天証券 あかつき証券 松井証券 マネックス証券 水戸証券 auカブコム証券(委託取り扱い決定!) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
Sapeet(サピート)のIPO初値予想
現時点での初値予想は2,500円とします。
※想定価格= 1,450円:仮条件決定前
10/10(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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