紀文食品のIPO評価と初値予想です。
紀文食品の上場日は4/13(火)で、IPOの申し込みは3/24(水)からスタートします。
紀文食品の事業概要
紀文食品は、水産練り製品類、惣菜類、水産珍味類等の食品製造販売を手掛けており、原材料となるすり身や水産練り製品などの水産品、農畜産品の輸出入と国内仕入れ販売も行っています。
事業的には「国内食品事業」「食品関連事業」「海外食品事業」に分かれており、2020年3月期では国内食品事業が総売上げの約71%を占めています。
国内食品事業における食品の製造販売では、蒲鉾、カニ風味かまぼこ、竹輪、はんぺん、さつま揚げ等の水産練り製品と、中華総菜、糖質0g麺等のめん、玉子加工惣菜などの惣菜及び水産珍味類に分けられます。
紀文食品の商品
紀文食品では、恵庭工場(北海道)、東京工場(千葉)、船橋工場(千葉)、横浜工場(神奈川)、静岡工場(静岡)をはじめ、子会社の岡山総社工場(岡山)や関連会社の海洋食品で製造することにより、日本全国に安定供給できる体制を整えています。
食品関連事業ではロジスティクス事業を担っており、チルド食品の国内物流を核に、荷主から物流を一貫して請け負う3PLビジネス及び複数の顧客と同社が車両を共有して配送する共同配送事業等を行っています。
また、海外食品事業では、海外において水産練り製品等の食品の製造販売及び水産練り製品やすり身等の農畜水産品の輸出入及び仕入れ販売を行っています。
紀文食品の事業系統図
紀文食品の業績推移
※クリックで拡大します
紀文食品のIPO評価
紀文食品は老若男女が知る有名企業であり、これまで同社の商品を食したことがない方はほとんどいないのではないでしょうか。
昨年からはコロナによる影響で内食や中食が増えており、同社も今期は減収見込みながら利益は大きく増加するようです。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
紀文食品IPOの公開規模は想定価格ベースで約62.4億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は1社で37万株を保有しています。
上位株主には概ね上場後180日90日ロックアップが掛かっていますが(価格による解除条項なし)、VC保有の37万株に関しては公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
また、400を超える下位株主(個人&法人)の総計約696万株に関しては、ロックアップが掛かっていません。
東証一部のIPOは昨年から苦戦が続いてましたが、先日のウイングアーク1stは予想外の強さを見せました。
紀文食品のIPOは出口案件でもなく、公開規模も東証一部としては小ぶりなので需給不安は乏しそうです。
現時点での個人的評価は「D+」とし、堅調な初値が見込めるIPOと見ています。
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
紀文食品IPOの取扱い証券
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 野村證券 大和証券 SMBC日興証券 SBI証券 極東証券 エース証券 マネックス証券(委託決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO投資で必須の大和証券!↓
↑auアセットマネジメント仲介で口座開設↑
紀文食品IPOの初値予想
紀文食品の現時点での初値予想は1,710円とします。
※想定価格=1,310円:仮条件決定前
3/22(月)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
前受金不要でIPO抽選に参加できます
ユニコーン第19号案件は次世代空調システム「FFA」
3月24日(水)18:00 募集開始!(先着順)
コメントフォーム