ベースフードのIPO評価と初値予想です。
ベースフードの上場日は11/15(火)で、IPOの申し込みは10/31(月)からスタートします。
⇒ ベースフードIPOの上場承認!IPO基礎情報と初値予想!
ベースフードの事業概要
ベースフードは、完全栄養食である『BASE FOODシリーズ』を開発・販売しています。
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BASE FOODシリーズは、たんぱく質、食物繊維、ビタミン・ミネラルなど1日に必要な約33種類の栄養素が含まれ、1食で1日に必要な栄養素の1/3がバランスよくとれる完全栄養食品です。
BASE DOODの栄養素(調理後)
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BASE FOODシリーズは、主力であるパンのほか、パスタやクッキーのラインナップがあり、商品の製造はファブレス方式で外部業者に委託しています。
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BASE FOODシリーズは、2017年2月の販売開始から累計5,000万袋販売(2022年6月時点)を達成しています。
ベースフードは販売開始時より自社ECのD2Cモデルで販売を続けており、その多くは(約67%)4週間に1回の頻度で定期的に購入するサブスクリプションモデルとなっており、2022年8月時点でのサブスクリプション会員数は137,620人、顧客継続率は約93.2%となっています。
また、Amazonや楽天市場、Yahooショッピングなど他社ECのプラットフォームにも出品するほか、卸業者を経由してコンビニやドラッグストア、スポーツジムでも販売しており、2022年8月時点での展開実店舗数は17,878店舗となってます。
事業系統図
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ベースフードの業績推移
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ベースフードIPOの評価
2022年2月期の自社ECにおける商品販売比率はパン約87.9%、クッキー6.75、パスタ5.4%となっており、サブスクリプション会員数や展開店舗数は年々拡大しています。
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ベースフードの公開規模は想定価格ベースで約70.0億円で、売出し株数の一部は欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売される予定です。
VC(ベンチャーキャピタル)は6社で約1,694万株が残り、VC含む上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっていますが(価格による解除条項なし)、ロックアップの掛かっていない既存株も一般個人10名で158万株残るようです。
「BASE FOOD」は私自身が知らないだけで(恥)、世間での認知度はそこそこあるようであり、定期購入によるコアなファンも多く、売上も急拡大しています。
ただ、まだ赤字は拡大傾向であり、今期の売上が倍増しても、同じく赤字も倍増する見込みなのは気掛かりです。
海外への販売があるとは言え公開規模も重いため(想定価格ベースで約70億円)、現時点での個人的評価は「D」としておきます。
ベースフードIPOの取扱い証券
主幹事証券 | 三菱UFJMS証券 |
幹事証券 | 野村證券 大和証券 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ベースフードIPOの初値予想
現時点での初値予想は公募価格近辺とします。
※想定価格=950円:仮条件決定前
10/28(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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