エスコンジャパンリート投資法人　IPO

エスコンジャパンリート投資法人(2971)IPO(新規上場)承認されました。

エスコンジャパンリート投資法人(2971)の上場日は2/13(水)で、上場市場は東証リート市場となります。

主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は1/28(月)～2/1(金)となっています。

エスコンジャパンリート投資法人(2971)はIPO投資では例外的なリート(REIT)のIPOなので、IPO投資初心者の方はご注意ください。

早くも2019年のIPOが出てきました。IPOが承認されるのは嬉しいですが、新年1発目がまたリートIPOというのは面白くないですね…。

年末はIPOの地合いも悪化していたので、それを払拭する意味でもピカピカの小型のIPOが良かったです。

一昔前にはリートIPOも良い時代がありましたが、近年のパフォーマンスは非常に悪く、昨年も年明け1発目から公募割れでその後も3連敗となりました。

個人的にも今年はリートIPOが足を引っ張ったので、来年はよほど条件が揃わない限り見送るつもりでいたところです。

エスコンジャパンリート投資法人(2971)の概要

エスコンジャパンリート投資法人(2971)のスポンサーは、総合不動産ディベロッパーの日本エスコンで、業務提携先の中部電力もサポート会社として名を連ねています。

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同リートは、暮らし密着型商業施設を中心としたポートフォリオを構築し、安定性の高い底地への投資を行います。

総合デベロッパーである日本エスコンが持つ不動産開発力、運営力の優位性とスポンサーサポート及び中部電力グループのサポートによる投資主価値の最大化を目指します。

上場時ポートフォリオサマリー

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取得(予定)資産一覧

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本投資法人の投資方針

リートタイプは商業施設型となり、底地と土地建物は共に50%程度、投資対象エリアは四大都市圏で75%以上となっています。

エスコンジャパンリート投資法人IPO基礎情報

主幹事が三菱UFJMS証券なので、カブドットコム証券の委託取扱も期待できそうです。 ⇒ 決定しました！

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エスコンジャパンリート投資法人のIPO評価

リートIPOは物件の内容や利回りも大事ですが、それ以上にスポンサー力がポイントと言われています。

そかしながら、近年は大手デベロッパーがスポンサーでも初値ベースで伸び悩むことが多く、苦戦が続いています。

同リートはスポンサーのブランド力も魅力に欠ける上に、NOI利回りも一般的なレベルです。公開規模は想定価格ベースで約207億円とリートIPOでは小さめですが、今までの流れだと厳しいように感じます。

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同リートは今回のIPOで188,351株＋OAの9,189株を公開し、現時点ではNBNS投資事業組合が18,379株を保有(OAで半数を提供するため上場後で約3.9%)しており、他にも大阪厚生信用金庫(10,600株：上場後で4.47%)を筆頭に関西系の信用組合や信用金庫計9社で30,270株(上場後で約12.7%)を保有しています。

それらに既存株主に対しては、上場後180日のロックアップがかかっています。

OA(オーバーアロットメント)が5%分しかないのもちょっと怖いですね。最近まで比較的底堅かったリート指数もここに来て一気に急落しているのも気掛かりです。

リート指数

とは言え、新年一発目のIPOとなるので、仮条件や分配金利回りを確認してから参加スタンスを決めたいと思います。

エスコンジャパンリート投資法人の初値予想

公募価格近辺(公募割れも視野)

現時点における第一印象から推察した個人的な初値予想です。

※2発目の初値予想は1/25(金)以降にアップする予定です

↓皆さんの初値予想は？↓

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