アールプランナーのIPO評価と初値予想です。
アールプランナーの上場日は2/10(水)で、IPOの申し込みは1/25(月)からスタートします。
アールプランナーは昨年4/22の上場予定を一度中止しており、今回は仕切り直しての上場です。
アールプランナーの事業概要
アールプランナーは、愛知県を中心に戸建て住宅事業や中古・収益不動産の再生販売等を手掛けている企業です。
主力の戸建て住宅事業では、「arr gallery」や「Fの家」など3ブランドで注文住宅を展開しており、リフォームやリノベーション等も手掛けながら、顧客の要望に合わせた住宅を提供しています。
また、分譲住宅では1棟ごとに異なる外観・間取りで品質面も注文住宅と同等の「arr gallery×分譲住宅」を展開しています。
※クリックで拡大します
その他不動産事業では、不動産の仲介や中古不動産のリノベーション販売、土地活用の賃貸住宅等も手掛けています。
営業拠点は2020年末現在で愛知県に20拠点、東京都に3拠点を構え、今後は東海エリアのシェアアップに加え、首都圏(1都3県)への進出を強化していきます。
※クリックで拡大します
※クリックで拡大します
アールプランナーの業績推移
※クリックで拡大します
アールプランナーのIPO評価
前回承認時に予定していた前期の業績は増収減益で着地しており、今期に関しても同じく増収ながら減益となる見込みです。
一方、想定価格は前回の1,680円⇒2,090円に上振れており、公開規模もその分だけ比例して大きくなっています。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
アールプランナーIPOの公開規模は想定価格ベースで約9.6億円で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
上位株主は同社の経営陣や経営陣が管理する企業で占められており、既存株主や新株予約権者には上場後90日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)
戸建て住宅は今回のコロナ禍で人気化しているようであり、同社の収益も増収基調は続いているので、来期は増益に転ずる可能性が高そうです。
アールプランナーはIPOで不人気の住宅関連ですが、公開規模や需給面の優位性からそれなりに期待できると思われます。
現時点での個人的評価は「C」とします。
アールプランナーIPOの取扱い証券
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 三菱UFJMS証券 みずほ証券 SBI証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
前受金不要でIPO抽選に参加できます!
アールプランナーIPOの初値予想
現時点でのアールプランナーの初値予想は3,000円とします。
※想定価格=2,090円:仮条件決定前
1/21(木)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
コメントフォーム