-上場中止となりました-
(2/17追記)
2/17にシノケンリート投資法人より新規上場の中止(延期)が発表されました。
IPOの中止は今年4社目となります。
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中止(延期)理由は、「原油高によるインフレの進行・米国の金融引き締めへの警戒・ウクライナ情勢の緊迫化等により、資金調達が必ずしも満足のいくレベルで実現できない懸念が生じたため」としています。
追記ここまで
シノケンリート投資法人のIPO評価と初値予想です。
シノケンリート投資法人の上場日は3/8(火)で、IPOの申し込みは2/18(金)からスタートします。
シノケンリート投資法人IPOの評価
シノケンリート投資法人の公開規模は想定価格ベースで約129.7億円となり、リートのIPOとしては非常に小型です。
シノケンリート投資法人の物件運用タイプはコロナの影響が少なかった住宅型であり、投資対象物件は東京23区内限定(原則最寄駅から徒歩10分程度以内)というのは悪くありません。
ただ、対象物件は安定したファミリー向けではなく、単身向けが9割以上を占めるというのは、ちょっと気になるところですね。
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シノケンリート投資法人の分配金見込みは、2022年2月期で2,733円、2022年8月期で519円、2023年2月期で2,811円、2023年8月期で2,600円となっており、想定価格の10.0万円で計算した分配金利回りは、フル寄与する来期分だと約5.4%となります。
最近はリート株の下落でリート平均の利回りが約3.76%まで上昇してますが、5%を越える利回りなら魅力的な水準ではあります。
もし仮条件が下振れた場合は、その分だけ利回り魅力は増すことになるので、よりリスクは限定されると思います。
とは言え、リートIPOは利回りや物件内容も大切ですが、スポンサーや信用格付けの有無も重要な要素であるため、その点では不安が残ります。
利回りを考えると下値不安は乏しそうですが、上値を追うほどの魅力も感じないため、現時点での個人的評価は「D」としておきます。
シノケンリート投資法人の取扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | SBI証券 みずほ証券 |
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
シノケンリート投資法人IPOの初値予想
現時点での初値予想は公募価格近辺とします。
※想定価格=10.0万円:仮条件決定前
2/17(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 シノケンリート投資法人
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