クリアル(creal)のIPO評価と初値予想です。
クリアルの上場日は4/28(木)で、IPOの申し込みは4/13(水)からスタートします。
クリアルの事業概要
クリアルは、クラウドファンディングを活用した不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」を手掛けており、マンション投資や富裕層・機関向けの資産運用も展開しています。
「CREAL」は個人投資家向けの不動産ファンドオンラインマーケットで、短期の資産運用(5年以内)のための不動産クラウドファンディングです。
CREALの実績
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「CREAL」はサービス開始以来、ESG不動産にも力を入れており、2021年12月末時点での投資割合は約39%となっています。
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また、クリアルは個人投資家向けの実物不動産(主に首都圏の中古区分レジデンス)への長期用投資を通じた資産運用サービス「CREAL Partners」や、機関投資家・超富裕層向けの大型不動産の資産運用サービス「CREAL Pro」も展開しています。
オンライン不動産投資の市場規模と成長性
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クリアルの業績推移
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クリアルIPOの評価
2021年3月期の連結売上高構成比では、CREALが約23.9%、CREAL Partnersが約53.6%、CREAL Proが約22.5%となっており、短期資産運用の個人投資家向け不動産オンラインマーケット「CREAL」の伸びが顕著です。
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クリアルの公開規模は約10.4億円(想定価格ベース)で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日等のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。また、公開株数のうち1万株を上限に従業員持ち株会に割り当てられる予定です。
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上場日の4/28(木)はGW直前の週末で、ペットゴー(petgo)と同日の上場となります。
クリアルは高成長が見込まれる不動産投資クラウドファンディングで運用資産残高NO,1(3年連続)・累計調達額NO,1を誇り、足元の業績も大幅な増収増益と好調です。
不動産業としては想定価格のバリュエーションが高いですが、高成長を背景に投資家の注目度も高そうであり、素直に買いを集めると思われます。
クリアルの公開規模は荷もたれ感のない水準であり、上場時に余計な売り圧力もないことから、現時点での個人的評価は「B」とし、高めの初値が期待できるIPOとみています。
クリアルIPOの取扱い証券
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | みずほ証券 大和証券 岡三証券 楽天証券 岩井コスモ証券 東洋証券 松井証券 マネックス証券 SBIネオモバイル証券(委託) SBIネオトレード証券(委託取扱い決定!) 岡三オンライン(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
クリアルのIPOはSBI証券が主幹事なので、IPOチャレンジポイントによる当選ラインや当選株数が気になるところです。
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クリアルIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,750円とします。
※想定価格=900円:仮条件決定前
4/11(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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