技術承継機構のIPO評価と初値予想です。
技術承継機構の上場日は2/5(水)で、IPOの申し込みは1/22(水)からスタートします。
⇒ 技術承継機構IPOの上場承認!IPO基礎情報と初値予想!
技術承継機構の概要
技術承継機構は、2018年に製造業の技術を次世代に繋ぐことをミッションとして設立され、高い技術や技能を持つ製造関連企業を適切なバリュエーションで連続的に行うことで成長する連続買収企業です。
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会社名 | 技術承継機構 |
代表者 | 新居 英一(41歳) |
所在地 | 東京都渋谷区 |
設立 | 2018年 |
従業員数 | 8人(連結556人) |
IPO調達資金使途 | M&A待機資金 |
技術承継機構はファンドや事業会社のようにM&Aした企業の価値を上げて再譲渡はせず、M&Aした社名やブランド・雇用を維持しながら経営支援することでバリューアップし、生まれたキャッシュフローでさらにM&Aを加速させることにより、非連続的な成長を目指します。
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技術承継機構は2018年の創業以来7年で10社のM&Aを実施しており、グループ各社は製造業の中でも多種多様な事業に分散し、特定の顧客業界の変動に左右されにくいグループ構成となっています。
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技術承継機構の競争優位性
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⇒ 技術承継機構のM&A(HP)
技術承継機構の業績推移
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技術承継機構のIPO評価
技術承継機構の公開規模は想定価格ベースで約33.0億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
技術承継機構は積極的にM&Aを行いながら成長を目指す企業ではあるものの、再譲渡はせず個々を支援していく事業モデルです。
同社はこれまで10社のM&Aを実施して業績も拡大していることからM&A業態と捉えれば妙味はありそうですが、中小製造業の持ち株会社とみられるなら評価も変わりそうです。
日本は高齢化による後継者不足で廃業危機にある黒字企業が増加傾向にある中、同社は足元で年間400社ものM&A案件を検討していることから今後も持続的なM&Aが見込めそうですが、ネット証券が主幹事で公開規模も軽くはないため、とりあえず仮条件を確認したいと思います。
現時点での個人的評価は「D」としておきます。
技術承継機構IPOの基礎情報
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | Jトラストグローバル証券 アイザワ証券 岩井コスモ証券 松井証券 むさし証券 SBIネオトレード証券(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
前受金不要でIPO抽選に参加できます
技術承継機構のIPO初値予想
現時点での初値予想は2,150円とします。
※想定価格= 1,970円:仮条件決定前
1/21(火)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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