ダイナミックマッププラットフォームのIPO評価と初値予想です。
ダイナミックマッププラットフォームの上場日は3/27(木)で、IPOの申し込みは3/11(火)からスタートします。
⇒ ダイナミックマッププラットフォームIPOの上場承認!IPO基礎情報と初値予想!

ダイナミックマッププラットフォームの企業概要
ダイナミックマッププラットフォームは、車の自動運転やスマートシティのための高精度な3次元地図データを生成・提供しています。
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会社名 | ダイナミックマッププラットフォーム |
代表者 | 吉村 修一(42歳) |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-12-4 ネクストサイト渋谷ビル12階 |
設立 | 2016年 |
従業員数 | 72人 |
IPO調達資金使途 | 高精度3次元位置情報の整備・更新、海外におけるHDマップの整備・更新、研究開発 |
ダイナミックマッププラットフォームは、内閣府に設置された総合科学技術・イノベーション会議が推進する「戦略的イノベーション創造プログラム」の自動走行システムを実現するための高精度3次元地図データ(HDマップ)を開発する目的で設立された企業を前身とし、その後の研究成果として実用化に目途が立ったとともに、自動運転や先進運転支援システムへのニーズの高まりを背景に、2017年に日系自動車メーカー10社などを株主として事業会社へと移行しました。
ダイナミックマッププラットフォームの中長期ビジョン
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ダイナミックマッププラットフォームのビジネスモデルはプロジェクト型とライセンス型の2本柱で、今後はライセンス収益の拡大が期待されます。
ビジネスモデル
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高精度3次元地図データ(HDマップ)は様々な産業においてゲームチェンジャーとなり得るキーテクノロジーであり、現在取り組んでいる自動運転/先進的支援システムや3Dデータビジネスを越えて社会全体のDX及び高度化を牽引することを目標としています。
業界横断的な社会へのインパクト
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⇒ ダイナミックマッププラットフォームのサービス(HP)
ダイナミックマッププラットフォームの業績推移
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ダイナミックマッププラットフォームのIPO評価
ダイナミックマッププラットフォームの公開規模は想定価格ベースで約60.6億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
既存株主には上場後90日・180日のロックアップが掛かってますが、筆頭株主であるINCJが保有する883.99万株に関して公開価格の3倍以上でロックアップが解除されるほか売却時は株価下落の圧力とならぬよう譲渡または売却方法を可能な限り模索)、海外交通・都市開発事業支援機構、三菱HCキャピタル、三井物産、VC5社の計631.48万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
ダイナミックマッププラットフォームの業績はまだ大幅な赤字ですが、売上の拡大で赤字幅は縮小傾向にあります。
今後はHDマップの搭載台数に応じたライセンスフィーによる収益性のアップが期待され、何より官民によるオールジャパン企業ということで投資家の注目度は高そうです。
公開規模が大きめで1.5倍のロックアップ解除玉も重いですが、テーマ性の強さから買いを集める展開になるとみて、現時点での個人的評価は「C」とします。
ダイナミックマッププラットフォームIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 大和証券 みずほ証券 SBI証券 野村證券 岩井コスモ証券 マネックス証券 楽天証券 松井証券 岡三証券 あかつき証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
ダイナミックマッププラットフォームのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,630円としておきます。
※想定価格= 1,130円:仮条件決定前
3/10(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓

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