IACEトラベルのIPO評価と初値予想です。
IACEトラベル(アイエーシートラベル)の上場日は4/7(月)で、IPOの申し込みは3/19(水)からスタートします。
⇒ IACEトラベルIPOの上場承認!IPO基礎情報と初値予想!

IACEトラベルの概要
IACEトラベルは、企業の業務出張に必要な包括的なマネジメントサービス「BTM(ビジネストラベルマネジメント)サービス」を主軸に運営しています。
旅行業界におけるBTM市場のポジショニング
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会社名 | IACEトラベル |
代表者 | 西沢 重治(58歳) |
所在地 | 東京都中央区日本橋馬喰町1-14-5 日本橋Kビル |
設立 | 1982年 |
従業員数 | 119人(連結145人) |
IPO調達資金使途 | システム開発費、広告宣伝費、人件費 |
IACEトラベルは1982年に旅行会社として設立され、2013年からビジネスモデルを転換し、現在はBTMサービスを主軸としています。
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BTMサービスではオンライン予約システムとオフライン対応を組み合わせたサービスを提供しており、「Smart BTM」では、出張業務の効率化と経費削減を実現するため、航空券、ホテル、地上移動の手配から経費精算までを一括管理し、24時間365日のオンライン予約に加え、電話、メール、チャットでのサポートも行っています。
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また、IACEトラベルは個人・大学関係者向けの航空券予約システム「Easy Booking 」を展開するほか、2022年12月にはバックオフィス新規サービスとして、出張稟議・出張報告のワークフロー機能、GPSを用いた危機管理機能、経費精算機能などを備えたオールインワンの出張管理クラウドサービス「Travel Manager」をリリースしました。
⇒ IACEトラベルの事業内容(HP)
ミークの業績推移
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IACEトラベルのIPO評価
IACEトラベルの公開規模は想定価格ベースで約13.9億円となり、従業員持ち株会に0.93万株(0.1億円弱)を上限として親引けで割り当てる予定です。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
リモートの普及により企業の出張業務はコロナ前より減少していると思われますが、同社の業績はコロナ明け後順調に回復しており、今期は大幅な増益を見込んでいます。
「Smart BTM」の利用企業数(今期の月間平均:1,119社)や予約件数は今期も穏やかに増加しているようであり、今後も堅調な事業運営が期待できそうです。
東証スタンダードのIPOで準大手の主幹事であるのはやや気になりますが、公開規模は荷もたれするほどではなく、IPOの日程にも恵まれることから、現時点での個人的評価は「C-」としておきます。
IACEトラベルIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | 東海東京証券 |
幹事証券 | SBI証券 松井証券 マネックス証券 岡三証券 岩井コスモ証券 東洋証券 あかつき証券 極東証券 丸三証券 DMM株(委託?) |
↓100%完全抽選のマネックス証券↓
IACEトラベルのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,230円とします。
※想定価格= 1,030円:仮条件決定前
3/17(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓

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