デジタルグリッドのIPO評価と初値予想です。
デジタルグリッドの上場日は4/22(火)で、IPOの申し込みは4/7(月)からスタートします。
⇒ デジタルグリッドIPOの上場承認!IPO基礎情報と初値予想!

デジタルグリッドの概要
デジタルグリッドは、発電家と需要家(法人)でカスタマイズ性の高い直接電力取引を可能とするプラットフォーム「DGP:デジタルグリッドプラットフォーム」を提供しています。
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会社名 | デジタルグリッド |
代表者 | 豊田 祐介(37歳) |
所在地 | 東京都港区赤坂1-7-1 赤坂榎坂ビル3階 |
設立 | 2017年 |
従業員数 | 70人 |
IPO調達資金使途 | 系統用蓄電池設備などの設備投資 |
デジタルグリッドは2018年に環境省からの委託を受けてP2P(直接相対)電力取引の実証事業を開始し、2020年に発電家と需要家が直接取引可能な電力取引PF「デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)」をリリースしました。
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DGPでは、発電家、需要家双方がDGPを通じて電力取引を行い、同社は取引電力量に応じて双方から手数料を受領します。
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DGPでは、東京大学と共同開発したAIモデルを活用したアルゴリズム、複雑な需給管路の全自動化とそれをサポートするマーケットの知見により市場競争力のある価格でサービスを提供しているのが特徴です。実績値と計画値の再調整の清算では、適切なマネジメントにより年間通産での損失を回避し、顧客負担を軽減しています。
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2024年7月期のセグメント別売上構成比では、電力PF事業が約90%を占めています。
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⇒ デジタルグリッドのサービス(HP)
デジタルグリッドの業績推移
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デジタルグリッドのIPO評価
デジタルグリッドの公開規模は想定価格ベースで約96.0億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売される予定です。
上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
デジタルグリッドは独自のプラットフォームで電力取引を最適化するという社会性の高い事業で業績は急拡大しており、電力料金の高騰が続く中でさらなる成長が期待できそうです。
公開規模の大きいIPOで値嵩株でもある点は気になるところですが、海外への販売もあって事業規模や事業内容から機関投資家の参戦も期待できそうであり、空白期間空けのIPOでスケジュールにも恵まれます。
ただ、足元ではIPOも含め地合いが急速に悪化しているのも気掛かりであり、とりあえず機関投資家らの評価を反映した仮条件を確認したいところです。
現時点での個人的評価は「C-」とします。
デジタルグリッドIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 東海東京証券 楽天証券 松井証券 マネックス証券 岡三証券 極東証券 丸三証券 水戸証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓100%完全抽選のマネックス証券↓
デジタルグリッドのIPO初値予想
現時点での初値予想は5,570円とします。
※想定価格= 4,570円:仮条件決定前
4/4(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓

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