マツオカコーポレーション(3611)がIPO(新規上場)承認されました!
マツオカコーポレーション(3611)の上場日は12/13(水)で、上場市場は東証一部か二部となります。
主幹事は野村證券が務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は11/27(月)~12/1(金)となってます。
本日はマツオカコーポレーション(3611)の他に、同じ12/13上場のヴィスコ・テクノロジーズ(6698)と12/14上場のエル・ティー・エス(6560)のIPOが新規承認されています。
そして12/13(水)はSGホールディングス(佐川急便)IPOを含め4社同時上場となりました。
資金繰りもそうですが、一体どうなる事やら…。
マツオカコーポレーション(3611)の事業内容
マツオカコーポレーション(3611)は、アパレル製品の企画、製造及び物流等を主な内容とした事業を展開しているアパレルOEM企業です。
アパレルOEMとは、アパレルメーカーや商社、量販店等から発注を受け、相手先のブランドで衣料品を製造する事業形態です。
ユニクロやGAP、H&Mなど大手アパレルメーカーのほとんどの製造工程はアパレルOEMメーカーに委託する構造にあり、アパレル産業においてマツオカコーポレーションのようなアパレルOEMを担う企業の役割は拡大しています。
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マツオカコーポレーションは、メンズ・レディースのフォーマルウェアからカジュアルウェア、ユニフォームウェアまで、幅広い縫製加工品を海外工場において生産しています。
マツオカコーポレーションの事業拠点
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マツオカコーポレーション(3611)の経営指標
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マツオカコーポレーション(3611)IPO基礎情報
証券コード | 3611 |
社名 | 株式会社マツオカコーポレーション |
業種 | 繊維製品 |
事業内容 | アパレル品のOEM製造 |
上場日 | 12/13(水) |
上場市場 | 東証一部か二部(未定) |
公募株数 | 1,195,000株 |
売出株数 | 450,000株 |
OA | 246,700株 |
想定発行価格 | 2,420円 |
仮条件 | 11/24に決定 |
最低必要金額 | 24.2万円 |
吸収金額 | 45.8億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 232.9億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 11/27~12/1 |
公募価格決定日 | 12/4 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 三菱UFJMS証券 SBI証券 みずほ証券 いちよし証券 岩井コスモ証券 エイチ・エス証券 SMBC日興証券 エース証券 東洋証券 ひろぎん証券 カブドットコム証券(委託決定!) |
野村證券を主幹事として多くの証券会社が幹事入りしており、三菱UFJグループのカブドットコム証券の委託幹事(裏幹事)も期待されます。
↓IPOだけでなくPOも参加できるカブドットコム証券↓
マツオカコーポレーション(3611)のIPO評価
アパレルOEMということで地味なイメージですが、業界の構造から今後も需要は拡大しそうですね。
マツオカコーポレーションの業績もやや頭打ち感はありますが、今期は増収増益となりそうです。
株主にはユニクロのファーストリテイリング(2.89%)や倉敷紡績(2.52%)、東レ(1.51%)等の他、広島銀行(4.23%)、野村證券(4.03%)、三菱東京UFJ銀行(2.02%)など、金融機関の名前も多くみられます。
その他VC(ベンチャーキャピタル)も見参されますが、上位株主には90日のロックアップがかかっています(公募価格の1.5倍で解除)
吸収規模が想定価格ベースで約45億円とそこそこありますが、東証一部なら軽量級です。
しかし東証一部となるには上場日における時価総額が250億円以上となる見込みの場合なので、想定価格ベースでは約233億円しかない同社は微妙なラインかもしれません。
東証二部となると、ちょっと厳しそうです。まあ、それより4社同時上場という日程が重いですね(><)
まずは大手予想会社の評価を待って検討したいと思います。
マツオカコーポレーション(3611)の初値予想
一発目の初値予想は11/12(日)か11/13(月)に追記します!
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄も同時に更新します
2,520円(初値予想第一弾:11/13記)※東証一部なら
※二発目の初値予想は11/25(土)頃にアップする予定です。
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :2017IPO マツオカコーポレーション 上場承認
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