レントのIPO評価と初値予想です。
レントの上場日は6/30(月)で、IPOの申し込みは6/12(木)からスタートします。

レント(REnt)の概要
レントは、産業機器・建設機器・産業車両等のレンタル事業を手掛けています。
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会社名 | レント |
代表者 | 岡田 朗(66歳) |
所在地 | 静岡県静岡市駿河区国吉田1-6-10 |
設立 | 1984年 |
従業員数 | 1,157人(連結1,543人) |
IPO調達資金使途 | 営業所の新規開設、レンタル資産の増強 |
レントは静岡県静岡市で1984年に創業し、2008年からは海外展開もスタートしています。
レンタの沿革
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レントグループは連結子会社6社と持ち分適用関連会社4社を加えた計11社で構成されており、約6,000種・50万台超のレンタル資産を取り揃え、日本全国64カ所の営業拠点・13カ所の整備拠点・海外3カ国の拠点で事業を展開しています。
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レンタは一般的な土木・建築向けのレンタルだけでなく、他社と異なる顧客領域である産機分野にも注力しており、2024年5月期では約57%が産機分野となっています。
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レンタル資産の保有比率(2024年5月末時点)
⇒ レントのレンタル商品カタログ(HP)
⇒ レントの基礎情報
レントの業績推移
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レントのIPO評価
レントの公開規模は想定価格ベースで約41.4億円となり、ユアサ商事と古河機械金属に各8万株、片桐機械に10万株か4億円に相当する株式数を上限として(計26万株で約11.1億円分)、親引けで割り当てる予定です。
VC(ベンチャーキャピタル)は1社で11万株(約3.39%)を保有しており、VCを含む上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)
上場日の6/30(月)はリップス(373A)と同日の上場となりました。
レントは東証スタンダードの上場で事業的にもやや地味ですが、業績は右肩上がりで堅調に推移しています。
公開規模は想定価格ベースで約41.4億円と軽くはないものの、親引け分を除いた実質の吸収規模は約30.3億円になります。
値嵩のIPOなので上値は重そうですが、想定価格で計算した2025年5月期の予想PERは約6.0倍、配当利回りは約4.2%(配当性向は25年5月期が25%予想で今後は30%を予定)と割高感はないため、現時点での個人的評価は「C-」とします。
レントIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 野村證券 三菱UFJMS証券 静銀ティーエム証券 丸三証券 SBI証券 楽天証券 三菱UFJ eスマート証券(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
レントのIPO初値予想
現時点での初値予想は4,770円とします。
※想定価格= 4,270円:仮条件決定前
6/10(火)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓

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