リップスのIPO評価と初値予想です。
リップスの上場日は6/30(月)で、IPOの申し込みは6/13(金)からスタートします。
リップス(LIPPS)の概要
リップスは、「LIPPS(リップス)」ブランドのメンズコスメを企画・販売するほか、メンズヘアサロン「LIPPS hair」のFC運営を手掛けています。
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| 会社名 | リップス(LIPPS) |
| 代表者 | 的場 隆光(59歳) |
| 所在地 | 東京都渋谷区神宮前三丁目１番30号 Daiwa青山ビル2階 |
| 設立 | 2008年 |
| 従業員数 | 48人 |
| IPO調達資金使途 | 採用費・人件費、マーケティング費用 |
同社の前身は創業者で代表取締役社長の的場隆光氏が1999年原宿にオープンしたヘアサロン「LIPPS(現LIPPS hair)」で、その後2008年にヘアサロンの運営支援と業務用美容商材の企画・販売を事業目的として設立され、2022年にはヘアサロンの直営事業をMBOで従業員へ株式譲渡する形で分離し、現在はFC事業として支援しています。
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現在の売上の9割はメンズコスメの企画・販売をする商品事業で、ヘアサロンのFC事業はブランドやクオリティを重視し、出店等による成長は企図していません。
商品事業は製造を外部に委託するファブレス方式で、ヘアワックスなどのスタイリング剤やシャンプーなどのヘアケア商品を主力カテゴリーとしており、販売先は卸売り経由のドラッグストアなどの小売店のほか、自社のサロン店舗やEC通販サイトによる一般消費者となっています。
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サロンフランチャイズ事業では、メンズヘアサロン「LIPPS hair」の経営指導、店舗運営支援、美容師への技術指導などを行うフランチャイザーとして、フランチャイズ本部事業を営んでおり、関東を中心に28店舗、スタイリスト161名を擁しています(2025年4月時点)。
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事業別の売上実績と主な販売先
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⇒ リップスのサービス(HP)
リップスの業績推移
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今期の業績予想
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リップスのIPO評価
リップスの公開規模は想定価格ベースで約39.6億円となり、VCは1社で100万株(約35.59%)を保有しています。
上場時にVCが保有の全株(OA含)、代表が保有の約半数を売出し、残株と既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)
IPOの申し込みは前受金不要です！
⇒ フル板が最強！
主力のメンズコスメ商品は、メンズヘアサロン「LIPPS hair」(自社のFC店)で施術するスタイリストの意見や評価を取り入れて開発していることが特徴で、年々拡大しているメンズコスメ市場で同社の業績も好調に推移しています。
6/30(月)はレントIPOと同日の上場となり、リップスはファンドの出口案件で公開規模もやや重いことから警戒されそうですが、野村証券が主幹事で割高感もないことから、現時点での個人的評価は「C」としておきます。
リップスIPOの取り扱い証券
| 主幹事証券 | 野村證券 |
| 幹事証券 | 岡三証券 SBI証券 楽天証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定！) DMM株(委託？) |
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リップスのIPO初値予想
現時点での初値予想は4,000円とします。
※想定価格＝ 3,100円：仮条件決定前
6/10(火)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は？↓
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