Geolocation TechnologyのIPO評価と初値予想です。
Geolocation Technology(ジオロケーション)の上場日は9/13(月)で、IPOの申し込みは8/27(金)からスタートします。
⇒ Geolocation Technologyの上場承認とIPO基礎情報
本日上場のフューチャーリンクネットワーク(9241)とシイエヌエス(4076)は初値もその後も厳しい展開ですね…。今後のIPOが心配になってきます(><)
Geolocation Technologyの事業概要
Geolocation Technologyは、インターネットユーザーの位置情報を活用した、効果的なウェブマーケティングを実現するサービスや不正アクセスを防止するサービスの開発・提供に取り組んでいます。
Geolocation Technologyは、IPアドレスを活用したデータベース「SURFPOINT™」を基に、その運営及び利用による各種サービスの提供を行うIP Geolocation事業と、IPアドレスの売買の仲介を行うIPアドレス移転事業の2つのセグメントを運営しています。
IP Geolocation事業では、IPアドレスに、位置情報、組織属性、回線情報、気象情報等100種類以上のデータを組み合わせたデータベースの「SURFPOINT™」を維持管理し、これをベースに顧客のサイト閲覧者の属性に合う各種サービスをSaaS又はAPIで提供しています。
また、IPアドレス移転事業では、法人や各種団体等が保有しているものの使用せず余っているIPアドレスを、必要とする企業等へ売却仲介しています。
サービス一覧
事業系統図
Geolocation Technologyの業績推移
※クリックで拡大します
Geolocation TechnologyのIPO評価
同社の事業別実績ではIP Geolocation事業が全体の9割以上を占めており、同事業の月額課金型サービスの利用顧客数も順調に増加しているため、今後も安定的な成長が見込めそうです。
Geolocation Technologyの公開規模は想定価格ベースで約2.3億円と小粒で、既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、そのうち個人2名(計2万株?)分に関しては公開価格の1.5倍でロックアップが解除されます。
Geolocation Technologyは2020年12月にTOKYO PRO Market(プロ向けの市場)に上場した企業であり、今回あらためて福証Q-boardに上場する格好です。
なお、今回の福証Q-boardの上場日までTOKYO PRO Marketで売買は行われず、今回の上場日の前日付けでTOKYO PRO Marketでの上場は廃止となります。
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なぜ福証Q-boardなのか疑問は残りますが、同社はユニークな事業内容で業績も好調であり、何より公開規模が極小なので需給面の優位性が高いです。
現時点での個人的評価は「A」とし、高い初値が望めるIPOとみています。
Geolocation TechnologyのIPO取扱い証券
主幹事証券 | エイチ・エス証券 |
幹事証券 | SBI証券 西日本シティTT証券 岡三証券 マネックス証券 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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Geolocation Technologyの初値予想
現時点での初値予想は5,000円とします。
※想定価格=2,030円:仮条件決定前
8/25(水)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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