オリオンビールがIPO(新規上場)が承認されました。
オリオンビールの上場日は9/25(木)で、上場市場は東証プライムです。

主幹事は野村證券・みずほ証券・SMBC日興証券が共同で務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は9/9(火)~9/12(金)となります。
オリオンビールの業績推移
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オリオンビールIPOの基礎情報
証券コード | 409A |
社名 | オリオンビール |
業種 | 食料品 |
事業内容 | 酒類清涼飲料の製造・販売及びホテル等の運営 |
上場日 | 9/25(木) |
上場市場 | 東証プライム |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 21,672,400株 |
OA | 3,250,800株 |
想定価格 | 770円 |
仮条件 | 9/8(月) |
最低必要金額 | 7.7万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | 191.9億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 314.3億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 9/9(火)~9/12(金) |
公募価格決定日 | 9/16(火) |
主幹事証券 | 野村證券 みずほ証券 SMBC日興証券 |
幹事証券 | 楽天証券 SBI証券 松井証券 DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
オリオンビールは、沖縄生まれの大手ビールメーカーです。
オリオンビールの公開規模は想定価格で約191.9億円で、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
また、沖縄銀行や琉球銀行など地元の4法人と従業員持ち株会に対して合計で19.065億円に相当する株式を上限として親引けで割り当てる予定です。
筆頭株主は野村のVCファンドで約36.16%、第2位はカーライルの米投資ファンドで約34.75%、第3位はアサヒビールで約9.23%、第4位は近鉄グループで約9.21%、第5位は代表取締役の村野一氏で約1.08%(新株予約権含む)となっています。
今回の上場時に上位2ファンドがそれぞれ保有の約68.4%を売却し、それらの残株や他の上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)。
かなり昔、オリオンビールは株主構成が複雑で上場は難しいという話を耳にしたことがありますが、2019年にファンドの傘下に入ったことでようやく上場が実現する形です。ただ、当時ファンドが買収した金額は570億円とのことなので、ファンドとしては損切りの放出になりそうなのは少し気になるところです。
オリオンビールは知名度が高く固定ファンも多そうであり、既に株主優待の実施も決定していることから、個人投資家の中には優待を狙う方も出てきそうです。
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公募がゼロでファンドの出口案件ではありますが、公開規模は親引けや海外への販売もあって東証プライムのIPOとしては小型であり、単価も安く買いやすさもあることから、パッと見ではそれなりの印象です。
↓皆さんの初値予想は?↓

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