オーバーラップホールディングスのIPO評価と初値予想です。
オーバーラップホールディングスの上場日は10/3(金)で、IPOの申し込みは9/17(水)からスタートします。
⇒ オーバーラップホールディングスIPOの上場承認!IPO基礎情報と初値予想!

オーバーラップホールディングスの概要
オーバーラップホールディングスは、ライトノベル(イラスト付きの娯楽小説)・コミック・アニメにおける作品の企画・編集・プロデュースを手掛けている企業です。
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会社名 | オーバーラップホールディングス |
代表者 | 永田 勝治(59歳) |
所在地 | 東京都品川区西五反田8-1-5 五反田光和ビル9階 |
設立 | 2022年 |
従業員数 | 6人(連結85人) |
IPO調達資金使途 | - |
同社の実質的な創業は2011年に設立された現子会社のオーバーラップで、2022年に現体制となっています。
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同社はゼロから作品を生み出して最適な作品展開(マンガ・ノベル・アニメ・ゲーム・WEBなど)を組み合わせていくことで、ヒット作に結び付けていくというビジネスモデルです。
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⇒ オーバーラップホールディングスの事業内容(HP)
オーバーラップホールディングスの業績推移
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オーバーラップホールディングスのIPO評価
オーバーラップホールディングスの公開規模は想定価格で約147.2億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されるほか、株式会社小学館と株式会社ポケモンにそれぞれ9.2億円(計18.4億円)に相当する株式を上限として親引けで割り当てる予定です。
上場時に総株数の約54.3%を保有する4ファンドがそれぞれ保有の約7割を放出し、その残株を含む上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)
オーバーラップホールディングスは新興の出版社であり、再現性の高いライトノベルやマンガによるIP創出モデルで足元の業績は大幅な増益が続いていますが、売上の伸びは限定的で今期の業績予想は非開示となっています。
オーバーラップホールディングスは東証グロースのIPOで公募がゼロのファンドによる出口案件であり、親引けや海外への販売を考慮しても公開規模は大きいことから需給面で不安が残ります。
IPOの日程はそれなりに恵まれそうですが、とりあえず機関投資家らの評価を反映した仮条件を待ちたいところであり、現時点での個人的評価は「D」としておきます。
オーバーラップホールディングスIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | みずほ証券 三菱UFJMS証券 モルガンスタンレーMUFG証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 大和証券 野村證券 マネックス証券 楽天証券 三菱UFJ eスマート証券(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
オーバーラップホールディングスのIPO初値予想
現時点での初値予想は公開価格近辺としておきます。
※想定価格= 1,600円:仮条件決定前
9/16(火)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓

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タグ :IPO評価 オーバーラップホールディングス
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