ENECHANGEのIPO評価と初値予想です。
ENECHANGE(エネチェンジ)の上場日は12/23(水)で、IPOの申し込みは12/7(月)からスタートします。
ENECHANGEの事業概要
ENECHANGE(エネチェンジ)は、消費者向けの電力・ガス切り替えサービス(エネルギープラットフォーム事業)や、エネルギー会社等向けのクラウド型DXサービス(エネルギーデータ事業)を展開しています。
事業別年間売上高推移(単位:百万円)
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エネルギープラットフォーム事業では、家庭向けに電力・ガス切り替えプラットフォーム「エネチェンジ」、法人向けに電力・ガス切り替えプラットフォーム「エネチェンジBiz」を提供しています。
ユーザーは提携電力・ガス会社先(52社)の多彩な料金プランの中から最適な電力・ガス会社を選択することができ、ENECHANGEが申し込みから手続きまでを無料でサポートします。
エネルギーデータ事業では、エネルギー会社等向けのクラウド型DXサービス「EMAP(エネルギーマーケティング支援SaaS)」や「SMAP(スマートメーター活用SaaS)」、「JEF(再生可能エネルギーデータ解析)」を提供しています。
ENECHANGEにおける事業収入は何れも「ストック型」となっており、エネルギープラットフォーム事業は、ユーザーの毎月の電気・ガス代に一定料率を乗じた従量課金で、エネルギーデータ事業では、SaaS型のライセンス料課金+エンドユーザー数に連動する従量報酬が基本となっています。
ENECHANGEの業績推移
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ENECHANGEのIPO評価
電力・ガスの小売り自由化に伴い、近年は電力・ガスの切り替えサービスを提供する事業者間の競争も激しくなっている印象ですね。
同社は現在年間400万件とも言われる切替需要の約1.8%を担い、今後もシェアの拡大を進めると同時に、2022年の「電力データ自由化」でエネルギー会社向けのクラウドサービスの拡大も見込めそうです。
現在は利益ベースでのムラが目立ちますが、何れのサービスもストック型の収益であるため、今後のシェアの拡大に伴い安定的な成長も望めそうです。
前受金不要でIPO抽選に参加できます!
ENECHANGEの公開規模は想定価格ベースで約2.3億円と非常に小粒で、VC(ベンチャーキャピタル)は約200万株残ります。
上位株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、VCや一部個人の持ち分(約152万株)に関しては公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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今後の事業者間の競争激化や公開株数(43.7万株)を上回るVCの存在は気になりますが、それでも2億ちょっとの公開規模であれば鉄板でしょうか。
現時点での個人的評価は「A」とし、高い初値が見込めるIPOと見ています。
ENECHANGEのIPO取扱証券
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 大和証券 野村證券 三菱UFJMS証券 SMBC日興証券 いちよし証券 SBI証券 マネックス証券 楽天証券 松井証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ENECHANGEのIPO初値予想
現時点でのENECHANGEの初値予想は、1,600円とします。
※想定価格=520円:仮条件決定前
12/3(木)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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