Appier GroupのIPO評価と初値予想です。
Appier Group(エイピアグループ)の上場日は3/30(火)で、IPOの申し込みは3/15(月)からスタートします。
⇒ Appier GroupのIPO上場承認とIPO基礎情報
Appier Groupの事業概要
Appier Groupは、AI(人工知能)技術によって、企業の持つデータが真の価値を発揮することを可能にするAIプラットフォームを提供している企業です。
Appier Groupは2012年に台北本社で設立され、2014年にシンガポール、東京、ホーチミンにオフィスを設立、2015年にはマニラ、ムンバイ、デリー、ジャカルタと拠点を拡げ、現在は15の国と地域に17のオフィスを構え、グローバルに事業を展開しています。
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Appier Groupは『CrossX』『AIQUA』『AIDEAL』『AIXON』の4つのAI SaaSソリューションを展開しており、『CrossX』は利用料に応じた従量制、他のソリューションは一般的に1年又は複数年の契約で提供しています。
4つのAI SaaSソリューションソリューション
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『CrossX』は、ROIを予測しながら、高いLTVユーザーを広範囲で獲得できる広告プラットフォームです。
『AIQUA』は、あらゆるマーケティングチャネルでの顧客エンゲージメントを向上させるマーケティングオートメーションプラットフォームです。
Appier Groupのソリューションは、多様な業種にわたるマーケティングやセールスの領域で活用されており、顧客には、eコマースや小売、ゲーム、そしゃるメディアやエンターテインメント、消費財、金融などの大手ブランドが含まれています。
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Appier Groupの業績推移
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Appier GroupのIPO評価
Appier Groupの代表取締役CEOは台湾人の游直翰(ユー・チハン)氏で設立は2012年です。
Appier Groupは4つのAIプラットフォームでグローバルに事業を展開しており、まだ赤字でありながら売上規模が100億円越えとは凄いですね。
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Appier Groupの公開規模は想定価格ベースで約264.3億 ⇒ 274.6億円と大きいですが、約6割 ⇒ 7割が海外への販売となるため、国内における公開規模は約105.7億円 ⇒ 約82.4億円となります。
※公開規模が約10.3億円増加して、国内:海外の配分比率が4:6 ⇒ 3:7となりました(3/12修正追記)
筆頭株主は役員らの管理会社で、その他の既存株主は主に外資ファンドで占められており、日本国内ではソフトバンクグループ(約4.74%)とLINE(0.85%)の名前が見られます。
上位株主には概ね180日・360日のロックアップ(価格による解除条項なし)が掛かってますが、一部のVCを含むロックアップ対象外の株式が約506万株あります(公開株数はOA含めて約1,887万株 ⇒ 約1,962万株)
Appier Groupは赤字ながらも時価総額は10億ドル越えのユニコーン企業(想定価格ベースで約1,398億円)であり、高成長中のSaaS株で海外配分が多いことでも注目されそうです。
まずは仮条件を見たいたいところですが、予想会社の評価もそれなりに良いため、現時点での個人的評価は「B」とします。
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Appier GroupのIPO基礎情報
主幹事証券 | SMBC日興証券 みずほ証券 Bofa証券 |
幹事証券 | 野村證券 楽天証券 SBI証券 UBS証券 DMM株(委託?) |
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Appier GroupのIPO初値予想
Appier Groupの現時点での初値予想は2,500円とします。
※想定価格=1,400円:仮条件決定前
3/15(月)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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