ビジョナルのIPO評価と初値予想です。
ビジョナルの上場日は4/22(木)で、IPOの申し込みは4/6(火)からスタートします。
ビジョナルの事業概要
ビジョナルは、転職サイトの「ビズリーチ」や「キャリトレ」を運営する持ち株会社です。
ビジョナルは「ビズリーチ」のほか、採用や人材を管理するプラットフォーム「HRMOS」や「キャリトレ」などの人材採用サービスなどを展開しています。
「ビズリーチ」は、求職者(会員ユーザー)、直接採用企業(人事・採用担当)、ヘッドハンター(人材紹介会社に属する転職エージェント)の三者を効率的にマッチングする人材採用プラットフォームです。
ビズリーチは、一般的な人材紹介業界のビジネスモデルと同様に直接採用企業からの課金に加え、ヘッドハンター(人材紹介会社)や求職者からの課金も存在するユニークな収益構造となっています。
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ビズリーチのブランド認知度は約92%を誇り、累計導入企業数は15,500社、利用ヘッドハンター数は4,600名と、市場における競争優位性を有しています。
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人材活用プラットフォームの「HRMOS(ハーモス)」は、採用から入社後の活躍までの情報を一元化・可視化することで、エビデンスに基づいた人財活用を可能にするサービスです。
「HRMOS」シリーズでは、採用管理クラウド「HRMOS採用」と人材管理クラウド「HRMOS」を展開しており、年額利用料金のSaaS形式で収益を得ています。
HRMOSの機能領域
また、ビジョナルはその他のHR Tech事業として、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」、ハイスキル情報技術(IT)エンジニア転職プラットフォーム「BINAR」、求人検索エンジン「スタンバイ」を展開しています。
その他新規の事業として、物流DXプラットフォーム「トラボックス」や事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」、B2Bリードジェネレーション・プラットフォーム「ビズヒント」、オープンソース脆弱性管理クラウド「ヤモリー」なども提供しています。
ビジョナルの業績推移
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ビジョナルのIPO評価
ビジョナルの主力である「ビズリーチ」は単なる転職サイトではなく、求職者・人材紹介会社・採用企業の3者をマッチングするプラットフォームで、それぞれから収益を得るユニークなビジネスモデルです。
ビズリーチはインパクトのあるTVCMもあって高い認知度を有しており、業績的にも近年急速に成長しています。
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ビジョナルの公開規模は想定価格ベースで約594.2億円と大きいですが、国内分は約89.1億円(約15%) ⇒ 約68.1億円(約11.5%)となります。※国内公募分の殆どが海外公募に回されました(4/6追記)
VC残の約328万株を含む既存株主には上場後360日・180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
ビジョナルはあの「ビズリーチ」を率いるユニコーン企業であり、IPOによる海外配分比率も非常に高いため、投資家の注目度も高そうです。
公開規模が500億円を越える大型IPOでも国内分は非常に小さく、上場時に余計な売り圧力がないのも良いですね。
ただ、高い海外配分比率から連想されるIPOの高騰は先日のAppier Groupで一旦沈静化しており、ビジョナルIPOは値がさである点も少し気になるところです。
現時点での個人的評価は「C」とし、堅調な初値が期待できるIPOと見ています。
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ビジョナルIPOの基礎情報
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ビジョナルIPOの初値予想
現時点での初値予想は5,750円とします。
※想定価格=4,355円:仮条件決定前
4/6(火)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
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