HCSホールディングスのIPO評価と初値予想です。
HCSホールディングスの上場日は6/24(木)で、IPOの申し込みは6/9(水)からスタートします。
HCSホールディングスの事業概要
HCSホールディングスは、連結子会社6社と関連会社1社で構成されており、情報サービス事業、ERP(基幹系情報システム)事業、デジタルマーケティング事業を展開しています。
同社の母体は大手ミシンメーカーのリッカー社出資で1970年に設立された日比谷コンピュータシステム(HCS)で、2016年7月に株式移転で持ち株会社制に移行しています。
情報サービス事業では、システムインテグレーションサービスとして、金融、製造、運輸、公共等の幅広い分野で常駐型を中心に業務ソフトウェアの設計・開発・保守及び運用サービスを提供しています。
また、全国住所マスターである国土行政区画コードマスター及び関連製品・サービス等を提供するマスターファイルソリューションサービスを展開してします。
また、今後は海外ベンダーとさらなるアライアンスを組んで、輸送コストやサーバー維持コスト等の削減、ソフトウェア開発等の自動化のソリューション等を提供するプラットフォームソリューションサービスを拡大していきます。
ERP事業では、独SAPジャパンのパートナーとして、大手コンサルティングファームや大手システムインテグレータ等からのSAP導入・保守案件を中心に、独SAP社のERPソフトウェア(SAP ERP、S/4 HANA等)導入支援、カスタマイズ、アドオン開発、保守及び運用サービスを提供しています。
デジタルマーケティング事業では、インターネット広告運用、マーケティングデータ管理プラットフォーム構築等のデジタルマーケティング支援サービスを提供するソリューションサービスに加え、パッケージソリューションとして、点検・検査報告書作成アプリケーションである「点検エース」の開発・販売を行っています。
HCSホールディングスの主なパートナー(海外ベンダー)
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HCSホールディングスの業績推移
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HCSホールディングスのIPO評価
今期第3四半期までの連結売上高構成比を見ると、情報サービス事業で約59.1%、ERP事業で約25.9%、デジタルマーケティング事業で約15.0%となっており、主力の情報サービス事業が好調に推移する中、デジタルマーケティング事業も急速に拡大しているようです。
HCSホールディングスIPOの公開規模は想定価格ベースで約12.5億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は2社で計16万株あります。
上位株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かってますが、VC保有の16万株に関しては、公開価格の1.5倍以上で解除されます。
また、公募分の内12,400株は従業員持株会に割り当てられる予定です。
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6/24は4社同時上場でIPOラッシュのピーク日ですが、当日はアルマード以外は比較的小さめのIPOが揃っています。
HCSホールディングスは人気業種で業績も好調であるため、現時点での個人的評価は「B」とし、高めの初値が望めるIPOと見ています。
HCSホールディングスIPOの取扱い証券
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | みずほ証券 丸三証券 水戸証券 岩井コスモ証券 エイチ・エス証券 東海東京証券 東洋証券 むさし証券 藍澤證券 極東証券 SBIネオモバイル証券(委託) SBIネオトレード証券(委託取扱い決定!) GMOクリック証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
HCSホールディングスもSBI証券が主幹事であり、前後する同社主幹事で、どこにIPOチャレンジポイントを使うか迷いますね。
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HCSホールディングスIPOの初値予想
現時点での初値予想は3,450円とします。
※想定価格=1,730円:仮条件決定前
6/7(月)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :HCSホールディングス IPO評価
こんにちは、HCSホールディングス(IPO)ですがGMOクリック証券で申し込みましたが、入金は未だです、GMOクリック証券は前受金不要何でしょうか?よろしくお願いいたします。
上野様
コメント&貴重な情報ありがとうございます!
スッカリ見逃しておりました^^;
GMOクリック証券はBB時点と購入申し込み時点で2度申込みを行う必要があります。BB時点では前受金不要ですが、購入申し込み時には資金が必要になりますのでご注意ください。
今後とも宜しくお願いいたします。