-上場中止となりました-
(2/2追記)
2/2にノーザ(NHOSA)より新規上場の中止が発表されました。
中止(延期)理由は、「新型コロナウイルス オミクロン株の世界的な感染拡大、及び最近の株式市場全般の動向など諸般の事情を総合的に勘案」としています。
IPOの中止は、先日のビッグツリーテクノロジー&コンサルティングに続いて今年2社目となります。
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ノーザのIPO評価と初値予想です。
ノーザの上場日は2/22(火)で、IPOの申し込みは2/3(木)からスタートします。

ノーザの事業概要
ノーザ(NHOSA)は、歯科用レセプト(診療報酬明細書)コンピューターや透析業務支援システムの開発・販売等を手掛けている企業です。
ノーザは1979年の創業時から手がけている歯科用レセプトコンピュータの開発・販売・保守が主力であり、現在もデンタルシステム事業が総売上げの約9割を占めています。
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レセプトコンピュータとは
デンタルシステム事業・主力商品
医療情報システム事業の事業系統図
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⇒ ノーザの製品・サービス(同社HP)
⇒ ノーザの目論見書
ノーザの業績推移
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ノーザIPOの評価
ノーザの「WiseStaff」シリーズを導入する歯科医院は、全国の歯科医院約68,000件中約1万件に上ります。
歯科電子カルテ搭載システム「WiseStaff」
ノーザの公開規模は、想定価格ベースで約18.8億円となります。
筆頭株主はサンライズキャピタルのファンドで、総株数の約65.03%を計3本のファンドで保有しており、上場時にその約52%が放出され、上場後は約32.0%(約71.33万株)残ります。
既存株主には上場後90日ロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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前々期の業績は減収減益ですが、前期・今期は大幅な増収増益を見込んでおり、PER的には想定価格ベースで約10倍強と割高感はありません。
しかしながら、ノーザのIPOはファンドの出口案件であり、現在の相場環境からしても人気化するのは難しそうな印象です。
仮条件や今後の地合い次第ではありますが、現時点での個人的評価は「D+」としておきます。
ノーザIPOの取扱い証券会社
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 大和証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 東海東京証券 岡三証券 いちよし証券 丸三証券 岩井コスモ証券 LINE証券(委託取扱い決定!) 岡三オンライン(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ノーザIPOの初値予想
現時点での初値予想は2,120円とします。
※想定価格=2,020円:仮条件決定前
2/2(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓

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