コアコンセプト・テクノロジーのIPO評価と初値予想です。
コアコンセプト・テクノロジーの上場日は9/22(水)で、IPOの申し込みは9/6(月)からスタートします。
コアコンセプト・テクノロジー(CCT)の事業概要
コアコンセプト・テクノロジーは、製造業・建設業を始めとしたDX(デジタルトランスフォーメーション)実現支援や、IT人材調達支援等を手掛けています。
DX支援では、独自のDX実現手法である「CCT-DX Method」や、仕組みの構築・運用を効率化するDX開発基盤かつIoT/AI(人工知能)ソリューション「Orizuru」を活用して、顧客企業のDXを支援しています。
CCT-DX Methodは、「目指す政策の策定」「技術検証」「仕組み構築」「運用内製化支援」という一連のプロセスと手法で、コンサルティングからDX組織の構築まで一気通貫で支援します。
IoT/AIソリューションの「Orizuru」では、工場内の様々な設備からのデータ収集から、3D表示を組み合わせたデータ可視化、解析・データマイニングまで、顧客企業の既存の工場のIoT化をスピーディーに実現することが可能です。
※クリックで拡大します
IT人材調達支援事業では、2021年2月に人材調達プラットフォーム「Ohgi」をリリースしています。
「Ohgi」は事業会社や大手SIerのシステム開発案件情報及び、40,000人以上のITエンジニアへのアプローチが可能であり、効率的な受注側と発注側のマッチングを実現します。
コアコンセプト・テクノロジーの業績推移
※クリックで拡大します
コアコンセプト・テクノロジーのIPO評価
同社の業績は製造業や建設業の人手不足を背景に急拡大しており、今後も同社独自のIT技術で成長が見込めそうです。
また、今期スタートしたIT人材のマッチング支援サービスにも期待したいところです。
2020年12月期の売上高構成比はDX関連事業が100%で、主な販売先は主なミスミ15.3%、シンプレクス10.4%となっています。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
コアコンセプト・テクノロジーの公開規模は想定価格ベースで約14.3億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
上場日の9/22(水)はユミルリンク(4372)や大型IPOのシンプレクス・ホールディングス(4373)と3社同時上場となります。
上場時におけるIPOの地合いも心配されますが、CCTは成長中のDX関連で上場時に余計な売り圧力もないことから、現時点での個人的評価は「B」とし、高めの初値が望めるIPOとみています。
コアコンセプト・テクノロジーIPOの基礎情報
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | みずほ証券 楽天証券 SMBC日興証券 SBI証券 岩井コスモ証券 DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
コアコンセプト・テクノロジーIPOの初値予想
現時点での初値予想は6,000円とします。
※想定価格=3,350円:仮条件決定前
9/2(木)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
タグ :コアコンセプト・テクノロジー 初値予想
コメントフォーム