ユミルリンクのIPO評価と初値予想です。
ユミルリンクの上場日は9/22(水)で、IPOの申し込みは9/3(金)からスタートします。
ユミルリンクの事業概要
ユミルリンクは、メール配信システムなどのメッセージングプラットフォーム「Cuenote(キューノート)」を運営しています。
ユミルリンクは「Cuenote(キューノート)」を主にSaaS形式で企業や自治体などに提供しており、2021年6月度の全取引に占めるSaaS利用顧客は約96.7%となっています。
「Cuenote(キューノート)」は、顧客のマーケティング、コミュニケーション活動を支援するソフトウエアシリーズで、企画、設計、開発、運用、販売、保守を一気通貫で提供しています。
「Cuenote」シリーズには、メールマガジンやニュース速報など大量の宛先に高速配信する「キューノートFC」、メールの遅延・不達を解消するメールリレーサーバーの「キューノートSR-S」、SMSによる本人承認や通知、督促、プロモーションを実現する「キューノートSMS」、WebアンケートやWebフォーム作成システムの「キューノートサーベイ」、安否確認サービスの「キューノート安否確認サービス」などがあります。
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サービスラインナップ
活用事例
ユミルリンクの業績推移
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ユミルリンクのIPO評価
ユミルリンクの設立は1999年で、2002年にサイバーエージェント ⇒ 2005年にサイボウズの傘下となり、2011年に現在のアイテック阪急阪神(阪急阪神HD子会社の阪神電気鉄道の子会社)の傘下となりました。
「Cuenote」シリーズは、セキュリティや可用性、性能・拡張性、信頼性など高い水準が求められる大手での導入率が高い傾向にあり、現在の契約数は1,800を超え(月間メール配信数52億通)、着実に業績を伸ばしています。
ユミルリンクIPOの公開規模は想定価格ベースで約13.9億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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9/22(水)はコアコンセプト・テクノロジー(4371)や大型IPOのシンプレクス・ホールディングス(4373)と3社同時上場でタイトな日程です。
また、現在の状況からして上場時におけるIPOの地合いも心配されるところです。
ただ、ユミルリンクは人気のSaaS関連で上場時に余計な売り圧力もないことから、現時点での個人的評価は「B」とし、高めの初値が望めるIPOとみています。
ユミルリンクのIPO基礎情報
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SBI証券 SMBC日興証券 三菱UFJMS証券 LINE証券(委託取扱い決定!) auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
前受金不要でIPO抽選に参加できます!
ユミルリンクIPOの初値予想
現時点での初値予想は2,000円とします。
※想定価格=950円:仮条件決定前
9/1(水)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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