セーフィーのIPO評価と初値予想です。
セーフィーの上場日は9/29(水)で、IPOの申し込みは9/10(金)からスタートします。
セーフィーの事業概要
セーフィーは、『映像から未来をつくる』というビジョンを掲げ、クラウド型映像プラットフォーム「Safie」を開発・提供している企業です。
「Safie」は従来の監視カメラサービスに比べ、高画質・高セキュリティ・低価格なサービスであり、クラウドカメラサービスで業界シェアNo.1となっています。
セーフィーは、顧客から膨大な録画映像を預かっており、これをお客様の同意のもとに様々な新サービスの開発検討に活かすことができます。
「Safie」は、飲食・建設・小売をはじめとした様々な業界・現場に導入されており、その活用方法も多岐にわたります。
ユーザー企業
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「Safie」の収益基盤はクラウドへの映像データ保存・閲覧やアプリ利用等の月額課金によるリカーリング収益であり、その他にカメラ販売等のスポット収益が発生します。
セーフィーの業績推移
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セーフィーのIPO評価
「Safie」は単なる防犯や監視に留まらず、人手不足や労働生産性の向上を背景に様々な業界・場面で活用されており、今後も顏認証や行動分析など多種多様な活用方法が考えられることから、今後の成長余地は高そうですね。
ただ、業績的には今期の中間期では黒字化してますが、通期では大幅な増収ながらも赤字が拡大する見込みです。
セーフィーが目指す未来(映像データの可能性)
セーフィーIPOの公開規模は想定価格ベースで約236.2億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は5社で計378万株保有(上場後は約302万株)しています。
上位株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、VCや法人が保有する計約1,507万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
また、上場時点で行使期間入りしている新株予約権も約526万株あります。
セーフィーIPOは欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国及びカナダを除く)にも販売される予定です。
上場日の9/29(水)はプロジェクトカンパニーと同時上場となり、前日は4社同時上場で過密日程の中での上場です。
IPOの地合いが冴えない中でこの規模&このスケジュールは心配ですが、現時点での個人的評価は「D+」とし、落ち着いた初値が望めるとみています。
セーフィーIPOの基礎情報
主幹事証券 | SMBC日興証券 みずほ証券 |
幹事証券 | 東海東京証券 野村證券 SBI証券 大和証券 三菱UFJMS証券 楽天証券 いちよし証券 丸三証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
セーフィーIPOの初値予想
現時点での初値予想は2,850円とします。
※想定価格=2,280円:仮条件決定前
9/9(木)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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