インフキュリオンのIPO評価と初値予想です。
インフキュリオンの上場日は10/24(金)で、IPOの申し込みは10/9(木)からスタートします。
⇒ インフキュリオンIPOの上場承認!IPO基礎情報と初値予想!

インフキュリオンの概要
会社名 | インフキュリオン |
代表者 | 丸山 弘毅(48歳) |
所在地 | 東京都千代田区麹町5‒7‒2 MFPR麹町ビル7F |
設立 | 2006年 |
従業員数 | 234人(358人) |
IPO調達資金使途 | プロダクト開発や機能強化、人材採用の強化、借入金の返済 |
インフキュリオンは三井住友フィナンシャルグループの持ち分法適用関連会社であり、あらゆる事業者のフィンテックパートナーとして、次世代決済型の決済システムを中心としたプラットフォームを提供するとともに、それらの導入支援を含む決済・金融領域全般に関するコンサルティングサービスを提供しています。
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インフキュリオンのオープンプラットフォームはクラウド上で構築されており、事業者が必要な機能を低コストかつ短納期で実装できるほか、外部システムと容易に接続できる拡張性があります。
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インフキュリオンは一気通貫型のプラットフォームの提供で従来のシステムに比べて価格優位性があると共に、導入企業では一元的なデータ蓄積が可能となります。
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インフキュリオンはは、SMBCグループが提供する法人向けデジタル総合金融サービス「Trunk(トランク)」の開発にも参画しています。
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⇒ インフキュリオンの事業内容(HP)
インフキュリオンの業績推移
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インフキュリオンのIPO評価
インフキュリオンの公開規模は、約100.8億円~約107.1億円(中間値で約104.0億円)となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
また、三井住友銀行と三井住友カードに28.46万株(想定仮条件の中間値計算で約4.25億円)ずつ、インフキュリオン従業員持ち株会に0.4億円に相当する株式を上限として親引けで割り当てる予定です。
筆頭株主は三井住友カードで約12.52%、第2位は三井住友銀行で約12.52%となっており、VC(ベンチャーキャピタル)は9社で416.28万株(総株数の約19.3%)を保有し、約半数が上場時に売り出されて計6社の205.58万株が残ります。
上位株主には360日・180日・120日・90日のロックアップが掛かっており、VC1社(120日ロックアップ)の残株97.53万株は公開価格の2倍、VC4社とマネーフォワード(90日ロックアップ)の計74.17万株は公開価格の1.5倍でロックアップが解除されます。また、りそな銀行と埼玉りそな銀行が保有する計76.4万株はロックアップが掛かっていないようです。
インフキュリオンは業績が急拡大中で前期に黒字化していますが、今期のEPS予想は約10円程で(PER約150倍)、想定仮条件は今後の成長を織り込んだ水準です。
また、海外への販売を考慮しても公開規模は大きめであり、当選組の握力が弱そうなSBI証券が主幹事でもあることから、需給面の不安は否めないところです。
急成長中のフィンテック関連ということで投資家の注目度は高そうですが、とりあえず機関投資家の意見を反映した仮条件を確認したいところであり、現時点での個人的評価は「C-」としておきます。
インフキュリオンIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | SBI証券 JPモルガン証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 三菱UFJMS証券 野村證券 マネックス証券 水戸証券 楽天証券 岩井コスモ証券 岡三証券 Jトラストグローバル証券 SBIネオトレード証券(委託取り扱い決定!) 三菱UFJ eスマート証券(委託取り扱い決定!) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
インフキュリオンのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,750円としておきます。
※想定仮条件= 1,450円~1,540円(@1,495円):仮条件決定前
10/8(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓

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