グローバルセキュリティエキスパート(GSX)のIPO評価と初値予想です。
グローバルセキュリティエキスパートの上場日は12/20(月)で、IPOの申し込みは12/3(金)からスタートします。
⇒ グローバルセキュリティエキスパートIPOの上場承認とIPO基礎情報
グローバルセキュリティエキスパートの概要
グローバルセキュリティエキスパートは、セキュリティコンサルティングや脆弱性診断、サイバーセキュリティソリューションをはじめ、セキュリティの全体像を網羅した教育サービスを提供している企業で、中堅・中小企業をメインターゲットとしています。
事業的には「ITソリューション事業」「教育事業」「セキュリティソリューション事業」「コンサルティング事業」に分かれており、「教育事業」に属するトラップメール(GSX標的型メール訓練サービス)は国内シェアNo.1で、累計約7,500社に導入されています。
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事業系統図
サイバーセキュリティ教育を軸にした事業成長モデル
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⇒ グローバルセキュリティエキスパートの事業概要(同社HP)
⇒ グローバルセキュリティエキスパートの目論見書(PDF)
グローバルセキュリティエキスパートの業績推移
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グローバルセキュリティエキスパートIPOの評価
業績は各事業部門とも好調に推移しており、第2位株主(約8.12%保有)でもある兼松エレクトロニクスへの販売がトップで約16.0%となっています。
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GSXの公開規模は想定価格ベースで約19.1億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
GSXの親会社はビジネスブレイン太田昭和(9658)で、GSXのIPOは親子上場(上場後も約56.2%保有)となります。
GSXは人気のセキュリティ関連で足元の業績も好調であり、VCの保有もなく上場時に余計な売り圧力はありません。
当日は3社同時上場となり、翌日以降も凄まじいラッシュが控えるのは気掛かりですが、現時点での個人的評価は「C」とし堅調な初値が望めるIPOとみています。
グローバルセキュリティエキスパートIPOの取扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | SBI証券 みずほ証券 大和証券 三菱UFJMS証券 松井証券 岩井コスモ証券 東洋証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
グローバルセキュリティエキスパートIPOの初値予想
現時点での初値予想は3,850円とします。
※想定価格=2,770円:仮条件決定前
12/2(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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