FinatextホールディングスがIPO(新規上場)が承認されました。
FinatextホールディングスIPOの上場日は12/22(水)で、上場市場は東証マザーズとなります。
主幹事は大和証券と三菱UFJMS証券が共同で務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は12/6(月)~12/10(金)となってます。
本日は湖北工業とライフドリンクカンパニーのIPOも新規承認されており、現時点での12月IPOは11社となりました。
Finatextホールディングスの各種経営指標
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FinatextホールディングスIPOの基礎情報
証券コード | 4419 |
社名 | 株式会社Finatextホールディングス |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 証券・保険ビジネス向けクラウド基幹システムの提供及びデータ解析・サービス開発支援 |
上場日 | 12/22(水) |
上場市場 | 東証マザーズ |
公募株数 | 2,800,000株 |
売出株数 | 12,675,700株 |
OA | 2,321,200株 |
想定発行価格 | 1,290円 |
仮条件 | 12/3に決定 |
最低必要金額 | 12.9万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | 229.6億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 628.9億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 12/6~12/10 |
公募価格決定日 | 12/13 |
主幹事証券 | 大和証券 三菱UFJMS証券 |
幹事証券 | 松井証券 あかつき証券 楽天証券 岩井コスモ証券 マネックス証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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Finatextホールディングスは、証券・保険ビジネス向けのクラウド基幹システムを提供しているほか、ビッグデータ解析や金融サービス開発支援などを手掛けています。
業績的には年々大幅に売上を拡大していますが、利益ベースではまだ赤字となっています。
Finatextホールディングスの公開規模は想定価格ベースで約229.6億円となり、米国やカナダを除く海外にも販売される予定です。
VCやそれに準ずる企業が計5社で約28.28%保有しており、上場時にその約6割を放出して約577.2万株が残ります。
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筆頭株主は代表取締役社長の林氏が総株数の約38.12%を保有しており、第2位にauフィナンシャルホールディングスで約12.78%(上場時に約半数を放出)、第11位に日本経済新聞社(約1.86%)の名前が見られます。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
また、海外販売のうち23億円を上限としてGICプライベート・リミテッドに親引けで割り当てられる予定です。
Finatextホールディングスは2013年の設立と若い企業ですが、積極的なM&Aや大手との多くの提携で売上を拡大させており、勢いを感じますね。
ただ、公開規模が大きい上にIPOラッシュ中の上場であり、まだ赤字である点も気掛かりです。以前なら許容されたマイナスの側面も今の地合いではちょっと厳しい雰囲気です。
ますは海外からの需要動向も踏まえた仮条件に加え、プロの予想会社の見解を待って検討したいと思います。
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