Finatext(フィナテキスト)ホールディングスのIPO評価と初値予想です。
Finatextホールディングスの上場日は12/22(水)で、IPOの申し込みは12/6(月)からスタートします。
⇒ FinatextホールディングスIPOの上場承認とIPO基礎情報
Finatextホールディングスの事業概要
Finatextホールディングスは、証券・保険ビジネス向けのクラウド基幹システムを提供しているほか、ビッグデータ解析や金融サービス開発支援などを手掛けています。
金融インフラストラクチャ事業
フィンテックソリューション事業
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ビッグデータ解析事業
⇒ Finatextホールディングスのソリューション(同社HP)
⇒ Finatextホールディングスの目論見書(PDF)
Finatextホールディングスの業績推移
※21年3月期は19年12月からの16カ月決算
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FinatextホールディングスIPOの評価
Finatextホールディングスは、金融インフラストラクチャ事業とビッグデータ解析事業が売上高の成長を牽引しており、直近1年の売上高(英国法人を除く)は+47%となっています。
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セグメント別売上
Finatextホールディングスの公開規模は想定価格ベースで約229.6億円と大きく、VC(ベンチャーキャピタル)は計5社で約577.2万株が残ります。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
また、公開株数の一部は米国やカナダを除く海外にも販売される予定で、そのうち23億円(公開規模の約1割)を上限に投資会社のGICプライベート・リミテッドに親引けで割り当てられることになっています。
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Finatextホールディングスの上場日となる12/22(水)は6社同時上場であり、6社の中で最も大きな公開規模となります。
Finatextホールディングスは株式委託手数料がいつでも何回でも無料となる革新的な『STREAM』なども手掛けており、個人的には多少馴染みのある企業ではあります。
しかしながら、今期もまだ赤字の見込みでこの規模感は不安であり、このハードなIPOラッシュも心配であるため、現時点での個人的評価は「D」とします。
FinatextホールディングスIPOの取扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 三菱UFJMS証券 |
幹事証券 | 松井証券 あかつき証券 楽天証券 岩井コスモ証券 マネックス証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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FinatextホールディングスIPOの初値予想
現時点での初値予想は公募価格近辺とします。
※想定価格=1,290円:仮条件決定前
12/3(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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