アルテリア・ネットワークス(4423)がIPO(新規上場)承認されました。
アルテリア・ネットワークス(4423)の上場日は12/12(水)で、上場市場は東証一部か二部となります。
主幹事はSMBC日興証券が務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は11/28(水)~12/3(月)となってます。
本日は田中建設工業(1450)のIPOも新規承認されています。
両銘柄共に隙間を突くような巧みな日程調整で助かりますね(笑)
アルテリア・ネットワークス(4423)の事業内容
アルテリア・ネットワークス(4423)は、日本国内に大容量光ファイバーケーブル・ネットワークを構築し、最先端のネットワーク・サービスを提供する認定電気通信事業者です。
日本国内に展開する自社保有の光ファイバー網を活用し、法人向けに特化したネットワークサービス及びインターネットサービス、並びにマンションインターネットサービスを展開しています。
アルテリア・ネットワークス(4423)は自社網を保有していることの強みを活かしつつ、高成長が見込まれるFTTHサービス、イーサネット専用サービス、VPN接続サービス、全戸一括型マンションインターネット接続サービスに特化するという、ユニークなポジショニングで高い収益性を実現しています。
同社は丸紅(8002)から50%の出資を受けており、丸紅グループが保有する顧客ネットワークやパートナー企業へのアクセスを活用する事や、丸紅グループと新規事業分野を含めた様々な分野で協業することを通じて、潜在的シナジーの追及を図っています。
同社の売上高の大部分は、月額使用料によるリカーリング型の収益を基礎としており、継続的かつ安定的な収益モデルとなっています。また、全戸一括型マンションインターネット接続サービス(ukom光)においては、全国シェア1位(27.2%)となっています。
また、電力一括受電サービスやマンションIoTサービス、セキュリティ対策など、マンション向けのオプションサービスも充実しています。
アルテリア・ネットワークス(4423)の各種経営指標
※クリックで拡大します
アルテリア・ネットワークス(4423)のIPO基礎情報
証券コード | 4423 |
社名 | アルテリア・ネットワークス株式会社 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | インターネットサービス(光インターネット接続サービス)、ネットワークサービス(専用線サービス、VPN 接続サービス等)、マンションインターネットサービス(全戸一括型光インターネット接続サービス) |
上場日 | 12/12(水) |
上場市場 | 東証一部か二部 |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 17,500,000(国内:8,750,000株) |
OA | 2,625,000株(国内:1,312,500株) |
想定発行価格 | 1,400円 |
仮条件 | 11/27に決定 |
最低必要金額 | 14.0万円 |
吸収金額 | 281.75億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 700億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 11/28~12/3 |
公募価格決定日 | 12/4 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | みずほ証券 USB証券 大和証券 三菱UFJMS証券 野村證券 SBI証券 マネックス証券 岡三証券 東海東京証券 岩井コスモ証券 水戸証券 カブドットコム証券(委託取扱い決定!) 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) 楽天証券(委託取扱い決定!) |
結構な大型IPOなので幹事団の顔ぶれも豪華ですね。カブドットコム証券や岡三オンライン証券の委託取扱(裏幹事)も期待されます。 → 決定しました!
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
アルテリア・ネットワークス(4423)のIPO評価
アルテリア・ネットワークス(4423)は丸紅のグループ企業で企業規模も大きいですが、法人向けが中心という事で個人的には馴染みのない企業です。
沿革を見ると、様々な企業が合弁や事業統合して事業規模を拡大してきたようですね。
※クリックで拡大します
業績は月額使用料によるリカーリング型の収益が基礎という事で安定的に推移しているようです。
アルテリア・ネットワークス(4423)の公開規模は、想定価格ベースで約282億円と結構大型のIPOとなります。
現在は丸紅とCVC Capital Partnersのファンドグループが50%ずつの出資となっており、今回ファンドが保有の約8割をIPOで放出(OA含む)するのみで公募はゼロとなってます。
ファンドの残分となる約49万株に対しては、上場後90日のロックアップがかかっています。
また、筆頭株主となる丸紅にも上場後180日のロックアップがかかっており、上場後には総議決権の過半数を保有することを目的とし、同社の普通株式1単元を市場内取引で購入する予定となっています。
VC(ベンチャーキャピタル)を含む他の株主はいないため、上場時に余計な売り圧力はありません。
公開規模が大きい点は気になりますが、上場市場は東証一部になると思われ、全体的なスペックからして落ち着いた初値を形成できると思われます。
アルテリア・ネットワークス(4423)の初値予想
一発目の初値予想は11/18(日)か11/19(月)に追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄も後日更新します
※「評価」欄は緑字が仮評価、黒字が本評価、変更があった場合は赤字
公募価格近辺(初値予想第一弾:11/19記)
※二発目の初値予想は仮条件が決定する11/27(火)後にアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
↓100%完全抽選のマネックス証券↓
タグ :2018IPO アルテリア・ネットワークス 上場承認
コメントフォーム