クラシコのIPO評価と初値予想です。
クラシコの上場日は11/5(水)で、IPOの申し込みは10/20(月)からスタートします。

クラシコの概要
クラシコは、医療現場で働く医師や看護師などの医療従事者向けに、白衣やスクラブ(上下別れた医療ウエア)等のメディカルアパレル商品を企画・開発・販売しており、入院患者向けの患者衣等も手掛けています。
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会社名 | クラシコ |
代表者 | 大和 新(44歳) |
所在地 | 東京都港区赤坂9-5-12 パークサイドシックス 2F |
設立 | 2008年 |
従業員数 | 86人 |
IPO調達資金使途 | 海外展開費用、マーケティング・広告宣伝費、新商品開発費、採用費・人件費、借入金の返済 |
クラシコは、代表取締役の大和新氏がオーダーメイド職人の大豆生田伸夫氏(現従業員)をパートナーに迎えて2008年に設立されました。
クラシコの沿革
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クラシコは、医療従事者と入院患者に対し、機能性と美しさ・着心地を高次元で兼ね備えたメディカルアパレルを提供しています。
ターゲット&カスタマーインサイト
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同社は越境EC及び代理店を通じたグローバル展開を拡大しており、2025年8月現在、日本を含む14の国と地域でClassicoブランドを中心に展開しています。
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クラシコのグローバル会員数(公式オンラインストアの会員数)は、2024年10月期末時点で8.2万人と年々拡大しており、顧客リピート率は51.9%となってます。
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メディカルアパレル市場は構造的に継続的な成長市場であり、同社のシェアはまだ3.3%と低いことから、国内・グローバルともに開拓余地は大きい状況です。
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市場環境
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⇒ クラシコのプロダクト(HP)
インフキュリオンの業績推移
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クラシコのIPO評価
クラシコの公開規模は想定価格で約3.3億円と非常に小粒であり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており(制度ロックアップ含)、第5位株主の狩野高志氏が保有する10万株に関しては90日のロックアップで、公開価格の3倍以上でロックアップが解除されます。
上場日の11/5(水)は、ファイントゥデイホールディングスと同日の上場となります。
クラシコは医療向けのアパレルに特化していることからニッチな印象ですが、市場規模は意外と大きそうであり、同社の成長余地もありそうです。
公開規模が極小で業績も好調なので現時点での個人的評価はとりあえず「A」としますが、仮に初値が倍になっても時価総額は40億円程度であり、5年後時価総額の壁は高いため、その辺がどの程度意識されるか注目したいところです。
クラシコIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | 野村證券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 あかつき証券 岩井コスモ証券 岡三証券 丸三証券 東海東京証券 水戸証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
クラシコのIPO初値予想
現時点での初値予想は2,400円としておきます。
※想定価格= 1,030円:仮条件決定前
10/17(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓

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