ウイングアーク1stがIPO(新規上場)が承認されました。
ウイングアーク1stIPOの上場日は3/16(木)で、上場市場は東証1部となります。
主幹事は野村證券と三菱UFJMS証券の共同主幹事で、IPOの申し込み期間(BB期間)は3/1(月)~3/5(金)となってます。
まさかこのタイミングで3/16の上場日で割り込んでくるとは思いませんでした。まあ、IPOラッシュの真ん中で出てくるよりは良かったかもしれません。
本日はシキノハイテックのIPOも新規承認されており、これで3月のIPOは6社となりました。
ウイングアーク1stの各種経営指標
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ウイングアーク1stのIPOの基礎情報
証券コード | 4432 |
社名 | ウイングアーク1st株式会社 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 企業の情報活用を促進するソフトウェアおよびクラウドサービスの提供 |
上場日 | 3/16(火) |
上場市場 | 東証1部 |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 10,634,700株 |
OA | 1,595,100株 |
想定発行価格 | 1,490円 |
仮条件 | 3/1に決定 |
最低必要金額 | 14.9万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | 182.2億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 464.9億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 3/1~3/5 |
公募価格決定日 | 3/8 |
主幹事証券 | 野村證券 三菱UFJMS証券 モルガン・スタンレーMUFG証券 |
幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 大和証券 SBI証券 楽天証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ウイングアーク1st(4432)は過去に2度(昨年3月&一昨年3月)上場を延期したIPOであり、今回が3度目の申請となります。
また、ウイングアーク1st(4432)は、当時と証券コードこそ異なりますが2013年にMBOで上場廃止となった1stホールディングスの再上場案件でもあります。
⇒ ウイングアーク1stの上場承認とIPO初値予想(2019年過去記事)
⇒ ウイングアーク1stの初値予想とIPO参加スタンス(2019年過去記事)
⇒ ウイングアーク1stの上場承認とIPO初値予想(2020年過去記事)
ウイングアーク1stは、企業の情報活用を促進するソフトウェアやクラウドサービスを手掛けており、帳票基盤ソリューション「SVF」や帳票クラウドサービス「SVF Cloud」などの帳票事業を展開しています。
業績的には前期に過去最高の売上を記録していましたが、今期の進捗はイマイチのようですね。。
ウイングアーク1stの公開規模は想定価格ベースで182.2億円で、現時点で筆頭株主の外資ファンドがIPO時に全株売却する格好です。
上場後の筆頭株主は伊藤忠系のIW.DXパートナーズで総株数の約21.8%を保有し、次点に外資ファンドから一部株式を譲り受けた東芝デジタルソリューション(約13.1%)、Sansan(約6.8%)と続き、上位株主にはSansanから一部株式を譲り受けたPKSHA techonology(約3.3%)の名前も見られます。
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既存株主や新株予約権者には上場後90日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
また、公開株数の半数未満を上限に、欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国及びカナダを除く)に販売される予定であり、他にも6億円を上限としてサーバーワークスに親引けで割り当てられる予定となってます。
前回比較だと売出株数と想定価格(1,670円⇒1,490円)を引き下げ、公開規模が約281億⇒約182億円と約100億円程縮小させてきました。
また、前回主幹事だったメリルリンチの代わりにモルガン・スタンレーMUFG証券が入っており、簡易型のグローバルオファーとなっています。
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売出しのみで公募ゼロなのは同じですが、公開規模が大きく縮小したので前回よりは需給面が改善されています。
とは言え、再上場で2度の延期をしたIPOということで印象は良くありません。
まずは予想会社の評価や仮条件を待って参加スタンスを決めたいと思います。
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タグ :2021IPO ウイングアーク1st 上場承認
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