バリオセキュアのIPO評価と初値予想です。
バリオセキュアIPOの上場日は11/30(月)で、IPOの申し込みは11/12(木)からスタートします。
バリオセキュアの事業概要
バリオセキュア(4494)は、インターネットに関するセキュリティサービスを手掛けている企業です。
同社は、セキュリティサービスで利用する機器の調達、危機にインストールする基幹ソフトウェアの開発、機器の設置/設定、機器設置後の監視/運用までをワンストップで提供しています。
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バリオセキュアは、自社開発のネットワークセキュリティ機器と独自の監視システムを用いて、運用、監視、サポートに至るまで一貫したサービスを提供するマネージドセキュリティ事業と、セキュリティ機器の販売を行うセキュリティ機器販売事業を展開しています。
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マネージドセキュリティサービスは、インターネットを通じた第三者からの攻撃や内部ネットワークへの侵入、ウィルス感染やデータの盗用などといった企業がインターネットを利用する際に発生する様々な脅威から企業のネットワーク環境を守り、安全にインターネットを利用できるようにする総合的なサービスです。
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同社は監視/運用サービスを基本に、各種セキュリティーサービスを月額費用によって提供しており、収益モデルは導入企業が増加すれば年々収益が積み上がる『リカーリングビジネス』となっています。
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2020年9月末で、全国47都道府県に7,300拠点(VSR設置場所数)のマネージドセキュリティーサービスを提供しており、継続的な収益の安定化を実現しています。
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バリオセキュアのIPO評価
バリオセキュアは、3月末の上場予定を一度延期してい再承認案件であると同時に、ファンドによる再上場のIPOでもあります。
3月の承認時は東証2部でやや大きめの出口案件ということで、延期が決まる前の予想会社の事前評価も低めでした。
今回はコロナ禍においても業績が堅調に推移していたためか、当時と比べて想定価格は2,080円 ⇒ 2,210円と若干上振れてきました。
また、公開株数は当初の想定より若干減らしてきたので、公開規模は約60.1億円(前回は約65.1億円)となっていますが、変わらずの公募ゼロで売出しのみの案件です。
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筆頭株主は事業支援系のファンドで総株数の約91.7%を保有しており、今回の上場で保有分の約73%を放出しますが、上場後も約27%(約100万株)を残して筆頭株主に留まります。
このファンドには上場後90日のロックアップが掛かってますが、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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セキュリティー関連で事業モデルも成長と安定が見込めるリカーリングビジネスということで、普通なら人気化しそうなIPOですが、やはり今回も投資家の目は厳しいものと思われます。
現時点での個人的評価は「D」とし、落ち着いた初値に留まるIPOと見ています。
バリオセキュアIPOの取扱い証券会社
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 大和証券 いちよし証券 みずほ証券 岡三証券 岩井コスモ証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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バリオセキュアIPOの初値予想
バリオセキュアの初値予想は公募価格近辺とします。
※想定価格=2,210円:仮条件決定前
11/11(水)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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