サイバートラストのIPO評価と初値予想です。
サイバートラストの上場日は4/15(木)で、IPOの申し込みは3/31(水)からスタートします。
サイバートラストの事業概要
サイバートラストは、認証・セキュリティサービスやIoTサービス、組込み領域向けのLinux/OSSサービスを手掛けています。
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主力の認証・セキュリティーサービスでは、パブリック証明書サービスとして、サイトの運営組織が実在することを証明し、ブラウザー上で安全なサイトであることを視覚的に確認できるSSL/TLS証明書「SureServer」を提供しています。
また、デバイス認証証明書サービスでは許可したモバイル端末だけを社内ネットワークにアクセスできるようにする「サイバートラスト デバイスID」を提供しており、電子認証サービスでは、電子取引の信頼性を高めるための包括的な本人確認・電子署名サービス「iTrust」を提供しています。
IoTサービスでは、IoTなどの組み込み機器の開発向け組み込みLinux「EMLinux」のほか、セキュアIoTプラットフォームとしてOSやソフトウエアを安全に更新する仕組みを一括して提供するシステム基盤を提供しています。
また、IoT製品の継続的な開発と長期利用を支援する「EM+PLS(イーエムプラス)」やIoT機器向けの高速起動製品「Warp!!」などを提供しています。
Linux/OSSサービスでは、 Linux OSである「MIRACLE LINUX(ミラクル・リナックス)」を企業向けLinuxサーバー用途や特定業務用機器への組み込み用途に提供しており、10年にわたる長期サポートに加え、安定運用や組み込み時に必須のカスタマイズにも対応しています。
事業系統図
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サイバートラストの業績推移
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サイバートラストのIPO評価
サイバートラスト(旧ミラクル・リナックス)はSBテクノロジーの連結子会社であり、昨年4月の上場中止から今回仕切り直しての上場となります。
前回比較では想定価格や公開株数が約5割ほどアップしていますが、業績的にはコロナ禍によるテレワークの増加で順調に推移しているようです。(来期予想は非開示)
また、前回はみずほ証券を主幹事に平幹事はSBI証券だけでしたが、今回は大和証券、いちよし証券、楽天証券が幹事入りしています。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
サイバートラストの公開規模は想定価格ベースで約10.5億円(前回は約4.6億円)で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
筆頭株主のSBテクノロジーが総株数の約64.8%を保有しており、上場後も過半数を維持します。
上位株主には上場後上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
昨春の申請時と比べると公開規模が倍以上で需給妙味は若干薄れましたが、それでも小さめの水準です。
ソフトバンク系のIoT・セキュリティ関連で上場時に余計な売り圧力もないため、現時点での個人的評価は「A」とし、高い初値が見込めるIPOと見ています。
サイバートラストIPOの取扱い証券
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 大和証券 SBI証券 いちよし証券 楽天証券 DMM株(委託?) |
サイバートラストIPOの初値予想
サイバートラストの現時点での初値予想は4,150円とします。
※想定価格=1,660円:仮条件決定前
3/29(月)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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4月2日(金)18:00 募集開始!(先着順)
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