ミラティブのIPO評価と初値予想です。
ミラティブの上場日は12/18(木)で、IPOの申し込みは12/3(水)からスタートします。

ミラティブの概要
ミラティブは、スマホで簡単にライブ配信ができるコミュニティープラットフォーム「Mirrativ」を開発・運営しています。
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| 会社名 | ミラティブ |
| 代表者 | 赤川 隼一(42歳) |
| 所在地 | 東京都目黒区目黒2-10-11目黒山手プレイス 8F |
| 設立 | 2018年 |
| 従業員数 | 152人(連結156人) |
| IPO調達資金使途 | マーケティング費用、新規ライブゲームの開発費・運営費、採用費・人件費、長期借入金の返済 |
Mirrativアプリは2015年にディー・エヌ・エー(2432)の新規事業としてリリースされ、2018年に現社長の赤川氏が吸収分割で事業を承継して現在に至ります。
ミラティブの沿革
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ミラティブのKPIと事業概要
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Mirrativアプリには配信を盛り上げる様々なギフトの種類があり、ユーザーエンゲージメントを高めるためのデジタルコンテンツを数多く開発しています。
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「Mirrativ」は、多くのユーザーが視聴者としても配信者としても利用しているのが特徴です。
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ユーザーの相互交流を促進する独自のコンテンツとして「ライブゲーム」機能を開発・実装しています。
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また、新規事業として、YoutubeやTikTok等のMirrativ以外の配信プラットフォームにおける配信者向け/VTuber向けサービスの展開も開始しています。
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⇒ ミラティブの事業内容(HP)
ミラティブの業績推移
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ミラティブのIPO評価
ミラティブの公開規模は想定価格で約66.7億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
VCは計11社で約1,195.67万株(総株数の約67.6%)を保有しており、上場時にそれぞれ保有の約41.7%(OA分を除く)を売却して約696.8万株が残りますが、ミクシー(29.37万株)を除く既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)
ミラティブの収益はプラットフォーム上でのゲーム配信による課金が中心で、年々売上を拡大しながら今期は黒字化する見込みです。
ただ、来期の業績予想は非開示であり、近年の売上の伸び率もそれほど高くはないため、来期以降の利益水準がどうなるかは未知数です。
また、ミラティブの公開規模は海外への売出を考慮しても重めであり、総株数の約7割を占めるVCの売出しが中心で出口色が強く、オファーリングレシオが約46.3%と高いのも気になるところです。
ひとまずは仮条件を確認したいところであり、現時点での個人的評価は「C-」としておきます。
ミラティブIPOの取り扱い証券
| 主幹事証券 | 三菱UFJMS証券 モルガン・スタンレーMUFG証券 大和証券 |
| 幹事証券 | みずほ証券 SBI証券 楽天証券 東海東京証券 岡三証券 マネックス証券 松井証券 岩井コスモ証券 丸三証券 極東証券 三菱UFJ eスマート証券(委託取り扱い決定!) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
ミラティブのIPO初値予想
現時点での初値予想は900円としておきます。
※想定価格= 850円:仮条件決定前
12/2(火)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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