ギミックのIPO評価と初値予想です。
ギミックの上場日は12/19(金)で、IPOの申し込みは12/4(木)からスタートします。

ギミックの概要
ギミックは、患者に最適な医師の選択を実現させるための情報を集積した「ドクターズ・ファイル」を中心としたクリニック専用のプラットフォームを展開しています。
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| 会社名 | ギミック |
| 代表者 | 横嶋 大輔(60歳) |
| 所在地 | 東京都渋谷区南平台町2番17号 A-PLACE渋谷南平台3階・5階(総合受付)・7階 |
| 設立 | 2003年 |
| 従業員数 | 331人 |
| IPO調達資金使途 | 採用・人件費、広告宣伝・マーケティング費、研究開発費、借入金の返済 |
ギミックは、神奈川県川崎市で地域情報メディア事業を目的として2003年に設立されました。
ギミックの沿革
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ギミックの収益構造は、2025年3月期で売上高の約70.6%が「ドクターズ・ファイル」、約20.7%が「頼れるドクター」、約8.7%がその他のプロダクトとなっています。
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主力の「ドクターズ・ファイル」は月額サービスのストック収入で、解約率は約0.72%となっています。また、「頼れるドクター」は各地域ごと年1回発行されるクロスセル商材で、リピート収入として分類しており、安定的な収益構造を構築しています。
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「ドクターズ・ファイル」は患者の視点に立ち、患者が必要とする情報を第三者の客観的な立場で医師にインタビューすることで集められた情報の集積であり、患者はそれらを検索して自身が受けるべき最適な医療サービスや医師を比較検討するすることができる医療系サイトで、全国16万件近く のクリニック・病院の情報を掲載しています。
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「頼れるドクター」は独立した医療情報マガジンで年1回各地域で出版しており、書店やネットで販売しているだけでなく、医療機関や薬局、銀行などに無料で配本しています。※全国のドクター13,994人の想いを取材・クリニック・病院 156,462件の情報を掲載(2025年11月28日現在)
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⇒ ギミックの事業・サービス(HP)
ギミックの業績推移
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ギミックのIPO評価
ギミックの公開規模は想定価格で約28.7億円となり、親引けで1.4億円に相当する株式数を従業員持ち株会へ割り当てる予定です。
VCの保有は1社(3万株:約0.72%)のみで、既存の残株主には上場後180日(VCは90日)のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)。
ギミックの業績は堅調で今期も大幅な増益を見込んでおり、今後も安定的な成長は見込めそうですが、事業的に今後大きく飛躍していくイメージは湧きません。
また、12/19当日は注目度の高そうなパワーエックスや比較的軽めの辻・本郷ITコンサルティングと同時上場であり、軽いIPOでもないギミックは資金分散の影響を受けそうです。
ただ、今期の予想PERは約16.3倍と足元の成長率を考えると割高感はなく、野村証券が主幹事で余計な売り圧力はないことから、現時点では落ち着いた展開になるとみています。
現時点での個人的評価は「D」としておきます。
ギミックIPOの取り扱い証券
| 主幹事証券 | 野村證券 |
| 幹事証券 | みずほ証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 DMM株(委託?) |
↓100%完全抽選のマネックス証券↓
ギミックのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,200円としておきます。
※想定価格= 1,150円:仮条件決定前
12/3(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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