PRONIのIPO評価と初値予想です。
PRONIの上場日は12/24(水)で、IPOの申し込みは12/9(火)からスタートします。

PRONIの概要
PRONI(プロニ)は、中小企業向けに企業間取引のマッチングサービスを提供している企業で、BtoB受発注プラットフォーム「PRONI アイミツ」を運営しています。
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| 会社名 | PRONI |
| 代表者 | 柴田 大介(45歳) |
| 所在地 | 東京都品川区東五反田三丁目20番14号 住友不動産高輪パークタワー12階 |
| 設立 | 2012年 |
| 従業員数 | 158人 |
| IPO調達資金使途 | 借入金の返済、人材の採用・育成費 |
PRONI(プロニ)は、2012年に「受発注を変革するインフラを創る」をビジョンとして、現代表取締役Founderの栗山規夫氏が創業しています。
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PRONIは、マッチングを通じたDX化を軸に、人手不足・販路不足・低生産性をワンストップで解消します。
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PRONIの発注企業の属性は中小企業が中心で、発注内容はIT関連を中心に、マーケティングや人材・BPOまで多岐にわたります。また、受注企業はDX化を担うIT関連企業が中心となっています。
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PRONIによるマッチング成立数は累計で64万件に達し、年々拡大しています。
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⇒ PRONIのサービス(HP)
PRONIの業績推移
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PRONIのIPO評価
PRONIの公開規模は想定価格で約34.4億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は12社で約93.3万株が残ります。
既存株主には上場後90日・360日のロックアップが掛かっていますが、制度ロックアップの掛かっていない株式は公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
PRONIは売上を伸ばしながらも前期までは赤字でしたが、今期は一気に黒字化して来期も大幅な増収増益を見込んでおり、今後も成長が期待出来そうです。
ただ、PRONIは売出しが中心のIPOで公開規模も軽くはなく、総株数の約4割を保有するVCを含む既存株主の殆どが上場時に保有の25%~100%を売出す(代表が議決権の過半数を有する筆頭株主は除く)ことでオファーリングレシオは約45.4%と高くなっており、1.5倍のロックアップ解除は筆頭株主や経営陣までが対象で出口感が強いのは気になるところです。
上場日の12/24はIPOラッシュの終盤戦で買い疲れも出る頃であり、当日はフツパーIPOと同日の上場でもあることから、現時点での個人的評価は「C-」としておきます。
PRONIのIPO取り扱い証券
| 主幹事証券 | 大和証券 |
| 幹事証券 | SBI証券 みずほ証券 楽天証券 DMM株(委託?) |
PRONIのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,850円としておきます。
※想定価格= 1,730円:仮条件決定前
12/5(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
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