ファンペップのIPO評価と初値予想です。
ファンペップの上場日は12/25(金)で、IPOの申し込みは12/10(木)からスタートします。
ファンペップの事業概要
ファンペップ(FUNPEP)は、大阪大学発の創薬系バイオベンチャーで、機能性ペプチドを用いた医薬品等の研究開発を行っています。
ファンペップ(4881)は、大阪大学大学院医学系研究科の研究成果である機能性ペプチドを、医薬品、機能性化粧品及び医療機器等として開発することを目的としています。
ファンペップのビジネスモデル
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ファンペップの開発品は、難病や希少疾病の治療薬のみならず、高額化する医療費の削減を解決でき、対象の患者さんからも支援される社会的にとても意義の高い製品です。
また、有用なペプチド研究だけでなく常に周辺技術を注視し、外部研究機関との共同研究を通して機能性化粧品の開発、AIの活用や新しい投与方法の開発も進めています。
開発品
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研究テーマ
ファンペップの業績推移(単位:千円)
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ファンペップのIPO評価
ファンペップは昨年末に一度上場を中止しており、今回1年越しで改めての上場となります。⇒ ファンペップIPOの上場承認とIPO初値予想(過去記事)
なお、主幹事がみずほ証券からSBI証券に変更されており、今回みずほ証券は幹事団からも外れています。
<前回比較>
時価総額 ⇒ 約2.7倍(想定価格ベース:今回137.3億)
公開規模 ⇒ 約1.6倍(想定価格ベース:今回25.8億)
公開株数 ⇒ 約39.2%減
公開価格 ⇒ 約2.5倍(想定価格の平均ベース:@820円)
幹事構成 ⇒ 主幹事がSBI証券に変更 東海東京証券が幹事入り
期間中の増資もあって前回比較で時価総額は約2.7倍にもなってますが、業績的には赤字幅が拡大しています。
↓口座数が少なくて狙い目の東海東京証券↓
ファンペップIPOの公開規模は想定価格ベースで約25.8億円となっており、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は多めで計約358万株?
上位株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、VCや法人保有の計約486万株に関しては、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されます。
また、公開株数の半数未満を上限に、欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国・カナダを除く)に販売される予定です。
↓IPO取り扱最多級のSMBC日興証券↓
クリスマスとなる上場日は、東和ハイシステム(4172)とSANEI(6230)で3社同時上場となります。
正直、良いのか悪いのかわかりません(苦笑)。アンジェス絡みでタイムリーな材料でも出れば跳ねる可能性はありますが、現時点での個人的評価は「D」として、リスクの高いIPOと見ています。
ファンペップIPOの取扱証券
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 いちよし証券 エース証券 藍澤證券 岩井コスモ証券 東海東京証券 東洋証券 極東証券 水戸証券 SBIネオモバイル証券(委託) ライブスター証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
ファンペップIPOの初値予想
現時点でのファンペップの初値予想は、公募価格近辺とします。
※想定価格=730円~910円(平均@820円):仮条件決定前
12/8(火)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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