ステラファーマのIPO評価と初値予想です。
ステラファーマの上場日は4/22(木)で、IPOの申し込みは4/6(火)からスタートします。
ステラファーマの事業概要
ステラファーマは、BNCT(ホウ素中性子補捉療法)に使用されるホウ素医薬品の開発及び製造販売を手掛ける創薬バイオベンチャーです。
BNCT(ホウ素中性子補捉療法)は、がん細胞を選択的に破壊する放射線治療の一手法であり、がん細胞と入り組む正常組織への影響が少なく、身体への負担の少ない治療法として期待されています。
BNCTの治療イメージ
通常の放射線治療では複数回治療のために来院が必要となりますが、BNCTは原則1回の中性子照射で完了します。
ステラファーマが開発・製造・販売するステボロニンは、厚生労働省の実施する先駆け審査指定制度の対象品目に指定されており、2020年3月にBNCT用ホウ素薬剤として世界初となる薬事承認を取得しています。
ステボロニン
ステラファーマは、BNCTの医療技術を軸に加速器メーカーと共同でステボロニンの適用拡大に向けた研究開発及び臨床試験を実施し、開発パイプラインの拡充を進めています。
また、国内ではBNCTによる医療技術や治療実績の認知度向上と加速器の普及を目指して事業を展開し、海外では米国および欧州を中心に承認取得を目指すとともに、各国のレギュレーションに通じた製薬企業等との連携によるアライアンスモデルを計画しており、パートナー企業の選定に取り組んでいます。
特に成長が見込まれる海外でのステボロニンの適用拡大はステラファーマにおける重要な成長戦略と位置づけ、経営資源の重点配分を行っていきます。
事業系統図
ステラファーマは、BCNT用ホウ素薬剤の適用疾患の拡大を開発テーマとして、適応疾患別に開発パイプラインを構成しています。
開発パイプラインとスケジュール
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ステラファーマの業績推移
※クリックで拡大します
ステラファーマのIPO評価
ステラファーマは東証一部上場のステラケミファ(4109)の子会社で親子上場となります。
ステラファーマは赤字のバイオベンチャーですが、BNCTに用いる医療用医薬品として世界初の製造販売承認を取得してします。
同社はステラケミファが国内で唯一(世界でも2社のみ)有する技術を用いてステボロニンを製造加工し、ステラケミファとの間で独占期間を定めた取引基本契約を締結しており、製剤処方にかかる特許権も複数保有しています。
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ステラファーマの公開規模は想定価格ベースで約43.4億円と大きめですが、余計なVC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
ステラケミファを含めた既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、INCJ(産業革新投資機構の100%子会社)が保有する700万株に関しては、公開価格の1.5倍以上で初値形成後に解除されます。
バイオベンチャーに関しては正直良く分かりませんが、BNCTは次世代のがん治療法として注目されているようであり、予想会社の評価もそれなりです。
上場日の4/22のはビジョナルらと3社同時上場となる点は少し気になるものの、現時点での個人的評価は「C」とし、堅調な初値を形成できるIPOと見ています。
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ステラファーマIPOの取扱い証券
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ステラファーマIPOの初値予想
現時点での初値予想は600円とします。
※想定価格=510円:仮条件決定前
4/2(金)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
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