-上場中止となりました-
(3/20追記)
3/20(月)にノイルイミューン・バイオテックより新規上場の中止(延期)が発表されました。IPOの中止は今年初となります。
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中止(延期)理由は、「グローバルにおいて金融機関の破綻等の混乱が続く中、株式市場の動向など諸般の事情を総合的に勘案」とのことです。
ノイルイミューン・バイオテックは地合いを鑑みて中止を選びましたが、住信SBIネット銀行(7163)は公開価格を仮条件の下限にしてしてでも強行するようです。これで3/29(水)の上場は2社となりました。
追記ここまで
ノイルイミューン・バイオテックのIPO評価と初値予想です。
ノイルイミューン・バイオテックの上場日は3/29(水)で、IPOの申し込みは3/14(火)からスタートします。
⇒ ノイルイミューン・バイオテックIPOの上場承認！基礎情報と初値予想！
ノイルイミューン・バイオテックの概要
ノイルイミューン・バイオテックは、2015年に設立された山口大学・国立がん研究センター発のバイオベンチャーです。
| 会社名 | ノイルイミューン・バイオテック |
| 代表者 | 玉田 耕治(55歳) |
| 所在地 | 東京都港区芝大門二丁目１２－１０ Ｔ＆Ｇ浜松町ビル ５Ｆ |
| 設立 | 2015年 |
| 従業員数 | 19人 |
| IPO調達資金使途 | 自社パイプラインの開発、非臨床試験費用、新規パイプライン創製および他家技術、培養技術などにかかる研究費、運転資金 |
ノイルイミューン・バイオテックは、CAR-T(キメラ抗原受容体を作るT細胞)細胞療法を主とした新規がん免疫療法の開発を行っています。
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ノイルイミューン・バイオテックは、自社が主導して創生する「自社創薬」と、PRIME技術を他社にライセンスして医薬品開発を進める「共同パイプライン」の２つの事業モデルを有するハイブリッドビジネスモデルを構築しています。
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主なパイプラインの進捗
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ノイルイミューン・バイオテックのパートナー
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⇒ ノイルイミューン・バイオテックのサイエンス(HP)
ノイルイミューン・バイオテックの業績推移
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ノイルイミューン・バイオテックのIPO評価
2022年12月期の事業収益の構成比はがん免疫療法創薬事業が100%で、主な販売先は中外製薬が約96.1%となっています。
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ノイルイミューン・バイオテックの公開規模は想定価格ベースで約65.0億円(日本国内は約13.0億円)となり、約8割が欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)に販売される予定です。
また、海外募集分のうち31.4万株か226,080,000円に相当する株式数の何れか少ない数を上限として、海外ファンドに割り当てられる予定です。
VC(ベンチャーキャピタル)は4社で247.7万株を保有しており、上場時の放出はありません(一部OA売出し分を除く)。
VCを含む既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており(制度ロックアップ含)、価格による解除条項はありません。
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ノイルイミューン・バイオテックは、赤字のバイオ株ということで、判断の難しいIPOとなります。
また、同社の開発パイプラインの良し悪しなども個人的にはよくわからないため、基本的には予想会社の見立てに乗っかるスタンスです。
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ただ、ノイルイミューンのIPOは公募のみで売り出しゼロであり、海外への販売が約8割を占めるため、国内分は約13億円(想定価格ベース)まで縮小します。
また、筆頭株主はキョーリン創業者一族(元代表取締役会長)の資産管理会社となる株式会社鶴亀(約23.27%)で、第2位には導出先でライセンス契約を締結した武田薬品(約19.14%)が入るなど、大手からの出資や多くのパートナーが存在するのは安心材料です。
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しかしながら、3/29はIPOラッシュの真っただ中で3社同時上場と厳しい日程であり、大型IPOの住信SBIネット銀行と同時上場となることから、資金分散の影響に加え、当日の地合いにも左右されそうです。
予想会社の評価もそれなりなので前向きに見ていはますが、まずは海外勢や機関投資家らの評価を反映した仮条件を確認したいところです。
現時点での個人的評価は「D」としておきます。
ノイルイミューン・バイオテックIPOの取扱い証券
| 主幹事証券 | SMBC日興証券 |
| 幹事証券 | SBI証券 野村證券 みずほ証券 東洋証券 岩井コスモ証券 あかつき証券 丸三証券 極東証券 マネックス証券 岡三証券 水戸証券 岡三オンライン(委託取扱い決定！) DMM株(委託？) |
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ノイルイミューン・バイオテックIPOの初値予想
現時点での初値予想は800円とします。
※想定価格＝ 720円：仮条件決定前
3/13(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は？↓
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タグ ：IPO評価 ノイルイミューン・バイオテック
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