ケイファーマのIPO評価と初値予想です。
ケイファーマの上場日は10/17(火)で、IPOの申し込みは9/29(金)からスタートします。
⇒ ケイファーマIPOの上場承認!IPO基礎情報と初値予想!
ケイファーマの概要
ケイファーマは慶應大学医学部発の創薬バイオベンチャーで、iPS細胞を使った医薬品や再生医療等製品の研究・開発・製造・販売を行っています。
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会社名 | ケイファーマ |
代表者 | 福島 弘明(63歳) |
所在地 | 東京都港区六本木7-7-7Tri-Seven Roppongi8F |
設立 | 2016年 |
従業員数 | 16人 |
IPO調達資金使途 | 研究開発、米国で設立予定の研究所関連資金、運転資金 |
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ケイファーマは中枢神経疾患領域を主な対象としており、iPS細胞を活用した筋委縮性側索硬化症(ALS)などのiPS創薬に加え、脊髄損傷などの神経損傷部位に移植する再生医療等製品を開発しています。
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再生医療事業の開発パイプライン
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2023年12月期はアルフレッサファーマから契約一時金とマイルストンで10億円の収入があり、今期に関しては黒字の見込みです。
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⇒ ケイファーマの事業紹介(HP)
ケイファーマの業績推移
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今期の業績予想
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ケイファーマのIPO評価
ケイファーマの公開規模は想定仮条件ベースで約20.1億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
また、医薬品卸で国内首位のアルフレッサホールディングス(2784)に3.0憶円、現在の第2位株主でもあるSBI系のVCに2.0億円を上限として親引けで割り当てられる予定です。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっていますが(制度ロックアップ含む)、VC3社が保有する266.5万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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バイオベンチャーのIPOは今後の開発次第で企業価値が大きく変わることから、評価が非常に難しい案件になります。
同じバイオベンチャーでは今年の6月に上場したノイルイミューンが公募割れしており、9/15に上場予定だったコーディアセラピューティクスは市況の悪化で上場中止となりました。
ケイファーマはひとまず今期は黒字の見込みで上場時にVCの放出もなく、実質の公開規模からすると何とかなりそうな気はしますが、もともとバイオ株は全く知見の及ばないところであり、リスクも感じるところです。
今後の仮条件や予想会社の見立てにもよりますが、現時点での個人的評価は「D」としておきます。
ケイファーマのIPO取り扱い証券
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | 岡三証券 SMBC日興証券 岩井コスモ証券 極東証券 松井証券 楽天証券 SBIネオトレード証券(委託取り扱い決定!) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ケイファーマIPOの初値予想
現時点での初値予想は公開価格近辺としておきます。
※想定仮条件= 1,040円:仮条件決定前
9/27(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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