-上場中止となりました-
(2/10追記)
2/10にトリプルアイズより新規上場の中止が発表されました。
中止(延期)理由は、「最近の株式市場の動向などの諸般の事情を総合的に勘案」としています。
IPOの中止は、先日のノーザ(NHOSA)・ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングに続き、今年3社目となります。
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トリプルアイズのIPO評価と初値予想です。
トリプルアイズの上場日は3/4(金)で、IPOの申し込みは2/15(火)からスタートします。
トリプルアイズの事業概要
トリプルアイズは、創業以来手掛けているシステム開発(SI部門)や、AIエンジンの研究開発を進めるAIZE部門で、AIソリューション事業を展開しています。
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SI部門
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AIZE部門
AI as a Servics(AIaaS)によるAIエンジンの提供
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⇒ トリプルアイズのサービス(同社HP)
⇒ トリプルアイズの目論見書(PDF)
トリプルアイズの業績推移
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トリプルアイズIPOの評価
AIZE部門の事業規模はまだ小さいながらも好調であり、今後のさらなる成長が期待されます。
セグメント別の販売実績
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トリプルアイズの公開規模は想定価格ベースで約10.0億円で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は2社で87万株残ります。
上位株主には上場後90日のロックアップが掛かっており、VC1社(40万株)と4法人が保有する計104.75万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
また、もう1社のVC(47万株)と一部の法人・個人分の計約68.4万株には、ロックアップが掛かっていません。
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トリプルアイズは人気の人工知能(AI)関連ですが、このところのグロース株の弱さは凄まじく、それを反映してか同じAI関連のエッジテクノロジーの仮条件は大幅に引き下げられています。
トリプルアイズの今期PERは想定価格ベースで80倍(稀薄化前)を超えており、エッジテクノロジーが30倍台まで落としてきたことを考えると、ちょっと厳しい印象もあります。
今後の地合いや仮条件次第ではありますが、現時点での個人的評価は「B」としておきます。
トリプルアイズIPOの基礎情報
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トリプルアイズIPOの初値予想
現時点での初値予想は3,000円とします。
※想定価格=1,800円:仮条件決定前
2/10(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
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