-上場中止となりました-
(4/6追記)
4/6(水)にAnyMind Groupより新規上場の中止(延期)が発表されました。
IPOの中止は今年8社目となります。
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中止(延期)理由は、「昨今のウクライナ情勢や株式市場の動向等諸般の事情を総合的に勘案し、」とのことです。
追記ここまで
インフォメティスのIPO評価と初値予想です。
インフォメティスの上場日は4/25(月)で、IPOの申し込みは4/8(金)からスタートします。
インフォメティスの概要
インフォメティスは2013年にソニーから独立した企業で(代表は元ソニーの技術者)、エネルギー関連データを独自のAIでエネルギー最適化・脱炭素に貢献する価値あるデータに加工して提供するサービスを展開しています。
遠隔制御サービスの具体例
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データ提供サービスの具体例
アプリ提供サービスの具体例
プラットフォーム登録者数
インフォメティスの収益モデル
⇒ インフォメティスのプロダクト(HP)
⇒ インフォメティスの目論見書
インフォメティスの業績推移
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インフォメティスIPOの評価
インフォメティスの主な販売先はエナジーゲートウェイ(東京電力パワーグリッドとの合弁で設立した国内独占的販売代理店)で、近年は株主でもあるダイキンの欧州現地法人のシェアが増えています。
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インフォメティスの公開規模は想定価格ベースで約49.4億円となり、欧州及びアジアを中心とする海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
筆頭株主はジャフコのVC(ベンチャーキャピタル)で上場時に全株を放出し、他のVCを含む既存株主には上場後180日のロックアップが掛かってます(価格による解除条項なし)。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
インフォメティスはAIやIoTを駆使したエネルギー関連の情報支援ということで、事業的には面白そうな印象です。
しかしながら、IPOとしてはファンドの出口案件で赤字のグロース株と不人気要素が揃っており、海外販売があるとは言え公開規模も大きいため、今の流れでは厳しそうです。
仮条件や上場時の地合いにもよりますが、現時点での個人的評価は「D」としておきます。
インフォメティスIPOの取扱い証券
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | SBI証券 楽天証券 東海東京証券 いちよし証券 岩井コスモ証券 東洋証券 松井証券 マネックス証券 DMM株(委託?) |
↓100%完全抽選のマネックス証券↓
インフォメティスIPOの初値予想
現時点での初値予想は公募価格近辺とします。
※想定価格=1,150円:仮条件決定前
4/6(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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